ここにはない。


出オチというか、たった一行で終了する記事なんかえって画期的で注目を集められるかもしれませんが、そんなことをしたら一発芸人とのレッテルを貼られて見捨てられるのが関の山なので、ハッタリでしかないとしても、表題に見合った内容を書いていこうと思います。

さて、同じTVアニメ作品に関する記事を2連続、しかも第1話が放映された後に1つ目の記事を掲載し、第2話がまだ放映されてもいないタイミングで2つ目を掲載するとか、ステマの一端を担っているのではと疑われても仕方ありませんが、そんな事をするほどのコネを持っていないのでむしろコネください。

では、以下おさらいです。コピペとも言いますが。
「はいふり」改め「ハイスクール・フリート」とは、放映直前まで日常系の皮を被っていたため日常系作品ファンからの熱い期待を集めていたら、いざ始まってみると艦隊戦闘モノでした、って流れで賛否両論が巻き起こり、結果として盛り上がったから成功じゃないのって流れになりつつある、2016年春の新アニメです。
その後、番組表の作品名も変更されるとのことで、録画機などで番組予約をしている場合に、方式によっては録画が失敗してしまうため予約のし直しを推奨されるなど、珍しい形での話題を攫っているのが目立っていますが、作品のジャンルがまだ不明瞭なため視聴者が困惑しているのが現状でしょう。

そんな中、4月14日に第2話の予告動画が公開されました。


第1話放映後の「日常系と思わせてからの非日常系アニメ」と評価が固まりつつあった中でのこの予告動画。
完全に日常系のノリです。

「のんのんびより」の作者がキャラクター原案を手掛けた「はいふり」という名称の日常系作品を期待していた視聴者には、裏切られたと思った直後の「信じて良かった!」と手のひら返しをしてしまいそうな内容ですが、第1話が不可解な展開だっただけに、どこに機雷が仕込まれているかわかったものではありません。
ただひとつ言えることは、晴風のクルーたちが反逆罪で拿捕されてなくて良かったということです。
アレ(実弾の至近弾)は熱い新人歓迎の祝砲だったとでも言うのでしょうかね?

この予告動画から察する要素は以下の点。
  • ココちゃん(納沙幸子)は立ち絵だと受け流しスキル高そうな見た目なのに、実際には露骨な反応をする性格。【プロフィール通り】
  • メイちゃん(西崎芽依)のジト目を肴にカレー三杯いけそう。【個人の嗜好による】
  • リンちゃん(知床鈴)の涙目を肴にカレー十杯いけそう。【個人の嗜好による】
  • ょぅι゛ょシロちゃん(宗谷ましろ)は神の域に達しようとしている。
  • ヒメちゃん(和住姫萌)はディーゼルエンジンに詳しそうな見た目(SHIROBAKOのりーちゃん似)だけど、実際にはモデルグラフィックス誌を愛読しているタイプの娘らしい。でもジャージ着てるからやっぱりりーちゃんに見える。いずれにしてもヲタクである。
  • マロンちゃん(柳原麻侖)はふくれっ面かわいい。
  • みなみさん(鏑木美波)はデコッパチかわいい。ただし、好物の肉じゃがではなく、苦手な辛い系のカレーなのが不満そう。横須賀から舞鶴に転籍したそう。
  • ミカンちゃん(伊良子美甘)は給糧艦娘で確定。でもカレーよりも最中アイスを作ってほしい。【赤疲労提督並の感想】
  • 主人公、濡れ濡れ。
この予告動画から見る限りでは、晴風の乗組員同士が親睦を深めるのが主題になりそうな映像ですね。視聴者に向けては、第一話がいきなり急展開だっただけに、仕切り直しでキャラクターの紹介をする回になりそうです。
なればいいですね。(意味深)



女子高校生の着用するセーラー服を正しくセーラー服(水兵の制服)として扱う作品として注目したい作品でもありますが、いずれは私服やら他の服装も見たいところですね。神社の娘が2人もいるので巫女服は必須かと思います。
そして、今回はシロちゃんの回想シーンらしき箇所で出てくる「諏訪大神社」の名称。前回の記事でも書いたように、この神社は実在します。京浜急行「汐入駅」のすぐ近くにありますので、出身地が汐入と書かれているシロちゃんの地元で、氏神様なのでしょう。
一方、涙目を見せているリンちゃんの実家は諏訪神社。諏訪大神社ではなく諏訪神社です。そちらはそちらで実在しているので、シロちゃんとリンちゃんの昔なじみ絡みを期待していいのかどうなのか微妙なところですね。

軍艦のアニメとして考えてみると、フィクションとして割りきらなければ突っ込みどころが看過できない要素はあるでしょう。
公式サイトに掲示された登場キャラクターは、TVアニメとしては破格の大人数ですが、いくら駆逐艦クラスの艦としても少なすぎます。各キャラクターが担当している役割はそれぞれ欠かせない物でしょうが、その役割を担う他のキャラクターが見当たりません。つまり、担当者が病気や怪我やサボタージュなどで持ち場を離れることになると途端に欠員となり、艦としての運用が成り立たなくなります。
でも、学生の乗っている教育艦であり、実戦は行わないから欠員があっても不利になるようなものではない、との観点になれば反論の余地が無くなります。
これが正解ならば、視聴者の一部から提起されている「実戦に赴いて死者が出る」ような流れになるのは想像しにくいですし、艦長の決断が下されたとしてもクルーの総意は得られないでしょう。そんな状況下でありながらも戦地に赴こうものならスポ根アニメの様相を呈してきます。
まあ、海上保安の観点からすれば、他国の不審船を偵察に行った仲間が運悪く捕らえられて、学校の反対を振りきってそれを助けに行くとかそういう展開は考えられるところですが。

さらに一部の人からは、戦闘力を有する艦が交戦しても死者が出ない作風は「戦争を美化している」と揶揄される結果を招くでしょうが、この作品では「海上保安のための交戦」というスタンスを貫くべきでしょう。
いずれにしたって、綺麗事で済ませられる事ではありません。ただ、海の平和を守っている矜持を感じられる作品であってほしいです。



さて、そろそろ表題のテーマと向き合いましょうか。
この作品は横須賀市が舞台であると明言されているため、近年流行りの「聖地巡礼」による観光客誘致に期待が持たれていることでしょうが、横須賀市はどのような反応をしているのでしょうか。

ここで、横須賀市長のツイートを見てみましょう。


住民からはともかく、行政からの支援は受けられそうですね。
エイプリルフールネタにかこつけて横須賀海上保安部がコラボしてたりもしてましたし。近年はアニメの影響力が強いことを公的機関も理解していますので、若年層へアピールする媒体として利用したいという意図が見て取れます。
ファンの一部からは冷ややかな意見が湧いていますが、結果として目に留まりメッセージが伝わっているのですから目的は達成していると言えるのではないでしょうか。

さて、肝心な「聖地スポットの存在」について疑問視する声も多いのが現状です。
なにせ、目算で海抜100mほど海面が上昇し、市街地が水没してしまっている状態のため、どぶ板通りは少なくとも現実の景観そのままには出てこないでしょう。人気店は海上に移転して営業してるとかありそうですが。
市長のツイートにもあったように、衣笠商店街が聖地のひとつになると目されます。衣笠山は標高134mのため、水没からは免れているようです。衣笠山公園が登場することも確定しています。衣笠の地域はJRだけで京急は通っていないので、これで衣笠地域だけが聖地扱いとなったら京急は涙目かもしれません。
聖地巡礼客の誘致に熱心な鉄道会社といえば西武鉄道ですが、京浜急行電鉄は広告を出し合う仲なので良い意味でのライバル(実は西武鉄道が京浜急行の株を持っていたりするから同胞と呼ぶべきか)なので、今頃中の人は歯噛みしているかもしれません。

観光客の誘致も期待されるところですが、自治体としては市の魅力を発信することにより、住民の増加にもつなげたいところかもしれません。
横須賀市は人口の減少が問題視されている状況です。
神奈川県屈指の観光地であり景勝地の鎌倉から近く、1970年代にはスカジャンのブームや山口百恵氏歌唱の歌謡曲「横須賀ストーリー」のヒットなどにより若者の街としての注目を浴びていたようですが、近年ではそのようなイメージは薄れ、米軍基地に対する治安への不安や、都心への距離がベッドタウンとしては遠いことなどが理由として考えられているようです。

この「ハイスクール・フリート」が放映される3年前にサービス開始され今なおブームが続く「艦隊これくしょん」により、全国のいわゆるオタク層に向けて「横須賀=軍港」の印象が確立するとともに、大戦期の軍艦に対する知識や印象が大きく様変わりしているため、美少女と艦隊という組み合わせに対して受け入れやすい状況になっているのは、この作品にとって大きなプラスとなるでしょう。あとは、艦これによって良くも悪くも偏見が出来てしまっているので、比較されて苦言を呈されることもあるかもしれません。現実に存在する軍艦というモチーフは共通していても、フィクションとして扱う上で解釈の違いは必ず出てくるので、視聴者にはフィクションなんだからと懐を深く構えて見て欲しいところですね。
横須賀市の市街地にある三笠公園に係留された「戦艦・三笠」の来艦者が年度としては半世紀ぶりに25万人を突破するなど、確実にリアルの軍艦に対する興味は増しているため、リアルの軍艦を模した艦が登場するこの作品にとっては歓迎すべき傾向でしょう。

ここまでの現状を見てきた上で、この作品を絡めた誘致策となりそうなのは以下の様な方策でしょうか。
  • 「戦艦・三笠」に【ブルーマーメイドのロゴ】をラッピングする
  • 「諏訪大神社」で登場キャラクターの御守を授与(販売)する
  • 横須賀カレーに関するイベントまたは特定のお店でコラボカレーを販売する
  • ライフジャケットを着用したキャラクターのポスターを横須賀海保がイベントで掲示する・可能なら配る
  • 横須賀スタジアムのイースタン・リーグ公式戦でTrySailが始球式をする (※ポジハメくん一番のオススメ)
どれもありきたりで一過性のものになりそうですが、長期的な効果が見込める方策がそう簡単に思い付いたら苦労はしませんよね。

そんなわけで、どんなことをしたら面白いのかを現地を見ながら考えるために、近々横須賀に行ってみようと思っています。
つい誘惑に駆られて追浜で降りて横須賀スタジアムに行きそうになったら止めて下さい。






わたしたち記念日
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