あの夏以来、待ちわびたフィギュアが発売しました。待っていたら季節が巡りまくっていました。
そしてついに、待っていたあの夏が到来しました。
その夏とは2012年7月29日に開催された「Wonder Festival 2012[Summer]」でした。一般ディーラーで参加されていた原型師・田中冬志氏の新作として発表されたのが、この作品の初出でした。[ 5-06-06「B.M.W」
田中氏はアルターのメイン原型師としても活躍されているので、この作品がアルターからPVC完成品で発売されたら最高だなぁと思っていたら、次の「Wonder Festival 2013[Winter]」で希望通りアルターからの発売が発表され原型が展示され、「メガホビEXPO 2013 SPLING」でデコマスが展示される順調な展開。
その素晴らしい完成度に期待が高まると間もなくして案内も開始され、当然即座に予約をキメたのですが、当初の予定が約半年後の2014年1月頃だったのが定例どおり延期して、この4月に発売となりました。
延期は購入意欲の減衰を招くため、商品の売れ行きも減衰させる事にもなりかねず、マイナスに働くのが常ですが、狙ったかのようにタイミング良く、前月に新作アニメーションが製作されることが発表されて作品への注目度が再び高まった頃合いでの発売となりました。

まあ、そんな諸々の事情はわりとどうでもよくて。
柑菜ちゃんは最高に可愛いという事実がここにあるのが重要なのです。
時を経て、記憶が風化していっても、その可愛さが失われることはないのですから。

柑菜ちゃん! この春まで待ってたよ!

アルター 谷川柑菜 00
メーカー(販売元)アルター
原型制作田中 冬志 (彩色:彩部 一路)
スケール1/6スケール
パッケージサイズ13(W) x 13(D) x 29(H) cm


まずはパッケージを2方向から。

アルター 谷川柑菜 パッケージ1

アルター 谷川柑菜 パッケージ2

素立ちに近いポージングですので、パッケージは縦長で横幅と奥行きはそれほどありません。
ですが、スケールサイズは1/6と大きめですので、全体的には標準より大きめです。
透明のボックスに台紙が入っている構成で、台紙により向かって左側と後ろ側と下側は隠されていますが、残る3面はほぼ遮蔽されることなく見通せますので、造形がとても良く確認できます。
ダイナミックさや派手さはない造形ですが、むしろそのためにちょっとした要素も見逃せなくなってくるので、セクシーな腰のくびれ具合などもしっかりと確認できるこの構成は個人的に大賛成です。(いつもこんなこと言ってますが)
背面には台紙にデコマスを撮影したものと思われる写真がフィギュア本体よりも大きなサイズで印刷されていますが、完璧と言っていいほどの完成度だったデコマスの写真をこれだけ大きく載せるのはアルターの量産クオリティに対する自信の現れでしょうか。どうしても写真と実物を比べられてしまうので、実物が写真より劣って見えるとどうしても購入意欲は低下しますので、この写真の大きさを採用するあたりはさすがアルターだなと思ってしまったり。


本体を8方向より見ていきます。

アルター 谷川柑菜 回転1

アルター 谷川柑菜 回転2

アルター 谷川柑菜 回転3

アルター 谷川柑菜 回転4

アルター 谷川柑菜 回転5

アルター 谷川柑菜 回転6

アルター 谷川柑菜 回転7

アルター 谷川柑菜 回転8

アニメの中では「女豹のポーズ」を披露したキャラクターではありますが、あまり女性らしい豊満なボディとは言えない体型のためエロティックな印象はあまり醸し出されなかったのが、想い人である海人を誘惑するのには至らず不憫な役回りが加速するばかりだったのですが、この作品はどうでしょう。
少女から確実に大人の女性として育ちつつあるのを意識せずにいられない、女性らしい起伏を有する体型が余すところなくアピールされていて、実にセクシーじゃありませんか。
決して大きくはないものの張りがあって形の良いバストが上体を反らすことによって強調され、掲げられた腕によってずり落ちた半袖からは腋がチラリと覗き、短すぎるスカート丈からは尻の肉が今にも見えそうなほど太ももが大きくさらけ出されています。
なぜこんなにも魅力的な娘が昔から側にいるというのに、海人は突如出現した胸の大きな眼鏡っ娘に恋心をキャトられてしまったのか。海人はおっぱい星人なのか。謎は深まるばかりです。
余った青い子はもらっていきますねー、って言って現実世界に引っ張り出したくなった視聴者がどれほど多くいたことか。ええワタクシも当然その一人です。柑菜ちゃんが余りものになるなんてとんでもない。ぜひ宇宙人として二次元版の小諸市へ赴きたいものです。
そして、草笛でそばを食べて満足して帰ってきたいです。
……いやそこは、柑菜ちゃんの好物である「おやき」を食べるべきでしょうか。


ではスポットごとレビューしていきます。

アルター 谷川柑菜 01

正面からの顔。
デコマスは好みど真ん中のデザインだったので凄く期待していたのですが、ちょっと印象が変わっていまして個人的には残念でした。
具体的には、吊り目が強調されて女豹っぽさが向上したものの表情に少しキツさがプラスされたので、デコマスで感じたふんわりした印象が薄れてしまった事と、彩色が全体的に白っぽいため健康的な印象が薄れてしまった事でしょうか。掲載する写真は色の再現ではなく個人的な好みの彩度にしているためあまりそのように感じないでしょうが、手にした個体はもっと白っぽく見えます。
(レビューならきちんと色も再現して掲載しろと言われそうですが、色調整が得意ではないのでいっそのこと好みに調整してます、ご了承ください)
髪のグラデーションもちょっとキツめの印象で、乱れこそ無いものの、塗装としては個人的に高い評価は出せません。信頼のアルター製品である以上、業界トップクラスのクオリティを期待してしまうので、敢えて厳しい評価をしたいと思います。
造形に関してはほぼデコマス通りで素晴らしい再現度ですので、やっぱりアルタークオリティは健在です。

アルター 谷川柑菜 02

左側面の顔。
鼻筋はかなりしっかりと主張する形で、下唇の膨らみも造られているため、ほぼ無表情ながら表情に深みが増しているように見えます。無表情かつ形状ものっぺりでは魅力が出にくくなるので、1/6スケールと大きいことも手伝って、ディティールが作品性を底上げしている印象です。
前髪の分け目が右側にだけしか無いので、こちらのアングルからみるとおかっぱ髪に見えてだいぶ印象が変わりますね。
有りだと思います。

アルター 谷川柑菜 03

右側面の顔。
やや下から見上げるようなアングルなのもあって、先ほどの写真とはかなり印象が変わって見えます。
髪の分け目から眉が見えるだけでもかなり表情が柔らかく見えてきます。吊り目がちだから尚更ですね。
髪のグラデーションは、強い光が当たるとかなり目立ちます。急激に彩度が変わりすぎているように感じますので、もうちょっと緩くして欲しかったなと。

アルター 谷川柑菜 04

アングルを上の方に移します。
下唇が艶やかに光っているのが見えますでしょうか。このちょっとした塗装が、この作品の方向性をよく表していると思います。とても些細な要素にも見えますが、これでぐっと魅力を底上げしています。
キャラクターとしては色っぽさやセクシーさとは無縁で、むしろそれを逆手に取って女豹のポーズをさせて失笑を誘うような役回りを被っていましたが、どうですかこの自然な振る舞いでも湧き立ってくるセクシーな香り。こんな女豹になら襲われるのも望むところです。

アルター 谷川柑菜 05

アングルをさらに上へ移します。
ナチュラルなショートヘアーですから、分割線はかなり目立ってしまいます。仕方ないですね。
このアングルから見える腕のメリハリがあるラインが、とても健康的な肉付きで惚れ惚れします。
確信しました。絶対柔らかい。どうか揉ませてください。

アルター 谷川柑菜 06

ぐるりと後ろ側へ回りこんで。
髪の毛先の一部が右手に乗り上げている表現が、髪の質感を柔らかく見せています。
一見すると(海人を)誘惑しているのでなければ謎のポーズですが、表情や手付きを見ていると、つまらなそうに手持ち無沙汰な様子でもないようです。商品紹介を参考にすると、夏の暑さを流してくれる涼やかな風を受けている様子が正解でしょうか。スカートがくしゃくしゃになっているのでそんな印象ですね。風で髪がくしゃくしゃにならないように手で押さえているポーズってことで解釈してみます。

アルター 谷川柑菜 07

真後ろからその髪を押さえている手を見てみましょう。
サイズが大きいこともあって、ディティールはきっちり出ていますし、爪の塗装もうっすらと光沢のある桃色になっています。手首の骨格まで造形されているのがいいですね。

アルター 谷川柑菜 08

右腕の方に回りこんでみました。
二の腕の裏側の丸みは骨格ではなく肉付きを表しているので、一見するとスレンダーな体型ながらも肉感があって目が惹かれます。

アルター 谷川柑菜 09

視界を背中全体に広げます。
夏の制服としては珍しく黄色いニットベストを身に付けていますが、ニットの柔らかい質感が緻密に造形された皺によって表現され、腰にピッタリ張り付いたように身体のラインを浮き出していることからスタイルを落とさないよう小さめのサイズを選択している様子が窺えます。乙女の心情が垣間見えてくる選択ですね。

アルター 谷川柑菜 10

少し右側に回りこんでみます。
スカート丈はとんでもなく短いのですが、風に抗うように尻を防御する仕事人ぶりを発揮しています。
アニメ界において美少女の股間を鉄壁ガードする彼らの活躍ぶりは賞賛に値します。
でも、たまにはサボってもいいのよ。
ええ、近頃はサボっても怪光線さんが守ってくれますからね。

アルター 谷川柑菜 11

前方はどうでしょうか。
まずは個人的に一番可愛く見えたアングルを。色も完全に好みに調整しました。
髪の間からちらりと見える瞳と、柔らかそうな唇が形成した湾曲が微笑んでいるように見えるので、誘っているようなポーズも相まってお姉さんキャラにも見えます。
どちらかと言うと同時期に放映されていた「アマガミSS+」に出てきた方がしっくり来そうなキャラに見えますね。あの作品は吊り目が多いし。
面白いのは、そのアマガミSSのアニメのキャラデザは、この「なつまち」の姉妹作のような存在である「お願いシリーズ」のキャラデザを担当していた合田浩章氏であるという事。個人的には合田氏のキャラデザが好みなので、おねがいシリーズのメインスタッフによる新作も願わくば観てみたいものです。

アルター 谷川柑菜 12

寄ってみました。
大きな青いリボンが青い髪に良くマッチしています。
校章のワッペンは胸の突起により持ち上げられていますが、小ぶりなサイズであることは否めません。ライバルとなるイチカ先輩と、仲の良い同級生の美桜(裸族)が大ボリュームで押し上げているので、コンプレックスを刺激されまくる立場となっていて不憫でなりません。
ええ、貧乳でも愛してくれる人と幸せになってもらいたいですね。ええ、ワタクシのような汎用型おっぱい星人がいいと思いますよ。ええ。

アルター 谷川柑菜 13

側面から見ると、上体を反らしてアピールしているかのように見えてより一層もの悲しさを漂わせますが、πタッチしやすそうでつい手が伸びてしまいそうになります。

アルター 谷川柑菜 14

反対側からのアングルでは、ニットベストの皺が肋骨とお腹の形状を浮き上がらせているように見えて実にエロいです。とくに肋骨のあたりはこれ狙ってるとしか思えません。グッジョブです。

アルター 谷川柑菜 15

いっそのこと真横から。
いかに着衣が身体にフィットして、ラインが浮き出ているかがわかります。
ニットという素材を考えると、ちょっとあり得ないレベルでフィットしてます。
有りだと思います。男心を滾らせる優しい嘘は大歓迎です。

アルター 谷川柑菜 16

そして腋です。はい、この作品で最も注目度が高いであろう、見逃せないポイントです。腋フェチのみなさんはマイノリティではありませんからね。一大派閥です。

アルター 谷川柑菜 17

アングルを調整して、腋のラインを浮き立たせてみました。
はぁ〜、少女特有の甘酸っぱさの中にフェロモンが渾然一体となった汗の香りが漂ってくるかのようです。ふぅ…………

アルター 谷川柑菜 18

続きまして右の腋も鑑賞いたしましょう。
こちらの下心を見透かしているのか、柑菜ちゃんの視線がすごく冷めて見えるのは気のせいでしょう、はい。

アルター 谷川柑菜 19

クンカクンカすーはーすーはー
――いけません、特殊なフレグランスを塗って心ゆくまで腋を堪能したくなってきました。超えるべきではない一線を軽く飛び越えてしまいそうです。

アルター 谷川柑菜 20

腋に心を幽閉されて帰って来られなくなる前に次へ行きましょう。
こちらも忘れてはなりません。脚です。

アルター 谷川柑菜 21

スレンダーな上半身とは対照的に、むっちりした肉付きを感じる脚からは健康美を感じます。
This is 太もも。太ももという名前なのですから、適度に太いのが良いのです。
太いくらいの肉付きだからこそ、しゃぶりたくもなるのです。(なにかがおかしい発言)

アルター 谷川柑菜 22

肉が薄くなる膝から脛にかけては骨格も感じさせる造形となっていて、ほどよくリアリティがあります。
全長のほぼ1/2を占める脚ですから、この豊かな起伏が作品の魅力を押し上げて、確かなものにしてくれます。セクシーな上半身の造形に釣り合うセクシーな美脚。グッジョブです。

アルター 谷川柑菜 23

改めて全身を見てみましょう。
くまなくセクシーなお姿です。

アルター 谷川柑菜 24

そしてこの、わずかに上げられた左足の形状が素晴らしいこのこの上ありません。
誘ってますね。誘ってますよね。誘われちゃってもいいんですよね。

アルター 谷川柑菜 25

脚の裏側へ回りこんでみましょう。
そうです、この膝裏です。いいじゃないですかこのクッキリとした膝裏表現。
撮影直後に我慢できずにしゃぶってしまいましたが、それも致し方無いことです。
前からの眺望も魅力的この上ないですが、この膝裏があったら後ろからの眺望もメインが張れます。2体購入して、前向きと後ろ向きで並べて飾りたいほどの価値があります。

アルター 谷川柑菜 26

そして、禁断の領域に踏み込みます。
これほどまでに短いスカートでありながら、まだその股間には防御壁たる布が見当たりません。
これはもしかすると、もしかするのか?
同じ長野が舞台とされる某作品と同じ仕様なのか?
期待は増すばかりです。

アルター 谷川柑菜 27

「シュレーディンガーのパンツ」
観測されないのであれば、それは無いものと同等。

アルター 谷川柑菜 28

ここまで尻肉が堪能できる位置まで見えてしまっているのに、はいているなんてことはあり得ない。
誰もがそう思ってしまうことでしょう。

アルター 谷川柑菜 29

さあ、それでは覗きこんでみようではありませんか。
まさかのR-18仕様であったとしても全く問題はないのです。問題があるとすればブログの規制を逸脱してしまいかねないことぐらいです。
大問題ではないですか!

アルター 谷川柑菜 30

ということで、掲載していいかどうかを事前に確かめました。
青春真っ只中の乙女の秘境を晒してしまうのはさすがに人でなしが過ぎるので、柑菜ちゃんの乙女っぷりにふさわしい乙女駅の切符でカメラに写るアングルを塞ぎながら検閲を実行します。

アルター 谷川柑菜 31

セーフ。
乙女の純潔を守る白い布切れがしっかりガードしていました。
シュレーディンガーのパンツとして期待をもたせたままでも良かったのですが、それでも確認したい人がレビューを見に来ているでしょうから、来訪者の期待を裏切るわけにも行きませんでした。

アルター 谷川柑菜 32

そして前方からも秘境への探訪を挑みます。
しかしコチラからはさらにスカートのガードが固いですね。この短さで密着ガードで守るとは、鉄壁スカートさんの仕事ぶりには頭が下がります。(頭を下げてさらに下から覗き込む動き)

アルター 谷川柑菜 33

スカートさんの仕事が完璧すぎたので、力ずくで押し倒して無理矢理覗きました。良い子は真似しちゃダメだぞ!

アルター 谷川柑菜 34

台座は円形の白いベースでごくシンプルなものに、青空と入道雲と作品ロゴをを配した、夏っぽさが一番伝わりやすい構成のもの。本体を支えるダボは右足の下に2本で、左足にはありませんが、つま先が設置しているので意外と安定感はあります。
靴のローファーはかなり艶やかな塗装になっているので、少し違和感がありますが質感が良いので悪くはありません。

アルター 谷川柑菜 35

アルター 谷川柑菜 36

〆に、青空っぽい背景を入れたイメージ重視の写真を。
ああ、青空に青い子って本当にいいものですね。