2013年11月30日、秋葉原UDX2階のイベントスペース「アキバ・スクエア」にて開催されたフィギュア新作展示イベント「メガホビ EXPO 2013 AUTUMN」の写真レポートです。
メガハウスが主催し多くのフィギュア作品を展示する他、アルターとホビージャパンの新作が主に展示されるイベントとしてお馴染みとなっています。

この記事では、メガハウス、ホビージャパン、コトブキヤの作品をまとめます。アルターの作品については、ひとつ前の記事をご覧ください。

メガホビEXPO2013Autumn 外観





前回の記事(アルター作品)では「美少女フィギュア以外は掲載しません」と書いておきながら、いきなりマギのアラジンを掲載したのは出オチと思われるかもしれませんが、個人的にアラジンは女の子かもしれない説を心の隅で信じているので何ら問題はないでしょう。隣にあった踊り子モルさん(モルジアナ)は、肉体派キャラクターとはとても思えないほどの華奢な体躯ながら、その弾力豊かそうな胸が性的な意味で見事な肉体派として成り立っているので、こちらも何ら問題はないでしょう。
クイーンズブレイドのリスティは四年前に発売された作品の再販品となりますので懐かしさを感じますが、この手の作品には珍しい腹筋の造形が見事な作品だけに市場の反応が興味深いところです。一方、トモエは見るからに先端のピンク色が拝める一品となっており、かつて数多くリリースされ、造詣の深い造形(シャレじゃございません)が見られ、高い評価を得ていたメガハウス乳首御開帳フィギュアの再興を期待させてくれます。ぜひとも期待させてください。

ホビージャパン枠は製造元、ブランドが分かれているためややこしい事になっていますが、基本的にはAMAKUNIの作品で、七つの大罪シリーズの一部の作品が製造元オーキッドシード担当って事で良かったはずです。
AMAKUNIの公式サイトはこのブログのドメインとそっくり(amata.infoとamakuni.info)なので親しみが湧きますが、まだ一作品も購入しておりません。申し訳ないです。
店舗で買えるフィギュアが購入の基本線としているので、原則として通販オンリーのAMAKUNI作品は手にする機会がなかなか持てないのです。フィギュアは趣味のグッズとしても高価な部類に入る物ですので、オリジナルキャラクターの作品や販売数がそれほど見込めないマイナー作品の立体化などは、通販限定にして生産数を完全にコントロールするのが正解だと思いますので、この方式を採用しているのは順当なのですが、店頭で製品パッケージを見て買う機会が得られないのはやっぱり残念ではあります。
この枠の最後に掲載したアルティメットまどかは、来る12月20日に創刊号が発売予定の「フィギュアJAPAN」の付録で、書籍扱いとしては異例の7500円となるため、景品表示法の規制に引っかかりそうな気がしてなりませんが、厳密には付録ではなく付属品としているようなので、何か巧い手があるのかもしれません。で、この神まどフィギュアの写真の最後の一枚は完全にストロボ光が映り込んでしまった失敗写真ではありますが、神っぽく光のヴェールを帯びているように見えなくもないので、結果オーライと判断しました。

コトブキヤ作品は全日本模型ホビーショーでも撮影していたので、今回はそちらでサフ原型だった物がデコマス(彩色済み)となった2作品のみとなりました。
いずれも空間を大きく使った作品で、立ちポーズが基本で設置スペースが小さかったコトブキヤ作品の印象からは逸脱した、これからのコトブキヤの方向性を感じ取れるような作品性となっています。
原価(製造コスト)が高騰し、販売価格も上げざるを得ず、スケールフィギュアは1万円の大台を突破するのが珍しくなくなりつつある現状ですから、このように空間を大きく使ってボリューム感を演出し、高い価値が感じられる造形の傾向になっていくのは順当な流れと思います。
ただでさえ数が増えすぎて置き場が逼迫しているワタクシのような沼の住人にとっては、先が思いやられるばかりではありますが。


さて、ここからは撮影セッティングについて。
基本的には全日本模型ホビーショーの時と同じです。具体的には、ISO感度は1600で固定、絞りはF8.0で固定です。前回は絞りをF6.3またはF7.1にしていたので、もう一段階絞った形です。F8.0と言えば一般的に、最も解像力とコントラストのバランスが良くなるという絞り値ですね。スケールフィギュアを撮る場合には、ピントの合っている位置の前後がボケすぎない(パンフォーカスが保てる)絞り値でもあるので、安定して汎用的に使えます。
結果は見ての通り、かなり自然に仕上がりました。原寸大では気になるノイズが乗っていますが、ブログで見るためのサイズであれば全くと言っていいほど気にならない程度だと思います。とても良い結果になったと言えるでしょう。このセッティングが自分の中でひとつの基準になると思います。
前回はISO感度をカメラの最小値である160にしてノイズを最小限にしつつ、絞りをF13に固定にして、ノイズの少なさとパンフォーカスの維持を両立させようとしていましたが、ストロボの発光量が強すぎてフィギュアの前後に明度差が大きくなり、濃い影も落ちたためにとても不自然な画となり、なおかつ白飛びと黒潰れの傾向も現れていて、コントラストが強すぎる一方でディティールが損なわれているという救いようのない結果となっていました。
今回のセッティングではストロボを補助光程度の発光量に抑えられた結果として、自然な写りとなりました。特にこのイベントでは下から充分な照度の光が当てられているので、色かぶりさえ許容範囲であれば、影になっている箇所を少しだけストロボの光で起こしてやるだけで済みます。
個人的にはもう少しコントラストが乗った写りが良いですし、ノイズももう少し抑えたいので、次はISO感度を800にしようかと考えています。もちろんそれは全てのイベントで通用するものではないので、試行錯誤しながら環境ごとにベターな条件を見つけていきたいと思います。
メガホビEXPOはかねてより黒背景の下照明で統一されているので、手前のアクリルパネルが反射して黒背景でクッキリと映し込んでしまう問題さえクリアできれば、案外悪くない環境なのかもしれません。その問題が強敵すぎるのが難ですが。
今回実施したセッティングのデメリットを挙げるとすれば、ストロボ光の発光を抑えた分、環境光の影響を受けやすく、ホワイトバランスが暴れやすい点でしょうか。しかしその一方、ストロボ光の発光が少ない分、チャージの時間も電力も少なく済むので、次の撮影までの待ち時間をほぼ気にすること無く連続してシャッターが押せますし、電池交換の手間も減ります。露出の条件も安定しますので、失敗写真も減りました。ただでさえ映り込みによる失敗が逃れられないこの環境に於いて、撮影枚数が短時間で稼げるこのセッティングは大きなメリットをもたらしてくれました。
次回も是非このセッティングを基準にして撮影していこうと思います。

では、また次のイベントレポートをご期待ください。