ガストの「アトリエシリーズ」は初代プレーステーション時代の1997年に発売された「マリーのアトリエ」から、現在(2013年7月現在)も続く大人気シリーズ。その独特の世界観と、ゲームの軸となる錬金システムのどんなアイテムが出来るのかと想像する楽しみを存分に味わえるゲーム性によって、追従して似たゲームシステムの作品が生み出されるといった新機軸を作った名作シリーズです。
そのシリーズにあって、特にビジュアル面で人気を博した「アーランドの錬金術師」シリーズから、同シリーズの各主人公たちを立体化するファット・カンパニーのシリーズより、今回はシリーズ3作目「メルルのアトリエ〜アーランドの錬金術士3〜」の主人公・メルルのフィギュアをご紹介します。
一国のお姫様らしく、清楚で淑やかでお美しいそのお姿をご覧ください。

アーランドの変態騎士、ここに降臨!
なんて絵師ネタで押し切れるほどのレタッチ力はございませんので一発ネタらしく一発限りで終わります。
いや何となくですが、メルルならノリノリでやってくれそうですし、メルルの中の人もノリノリでやってくれそうじゃないですか?
まずはパッケージを2方向から。


そのシリーズにあって、特にビジュアル面で人気を博した「アーランドの錬金術師」シリーズから、同シリーズの各主人公たちを立体化するファット・カンパニーのシリーズより、今回はシリーズ3作目「メルルのアトリエ〜アーランドの錬金術士3〜」の主人公・メルルのフィギュアをご紹介します。
一国のお姫様らしく、清楚で淑やかでお美しいそのお姿をご覧ください。
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アーランドの変態騎士、ここに降臨!
なんて絵師ネタで押し切れるほどのレタッチ力はございませんので一発ネタらしく一発限りで終わります。
いや何となくですが、メルルならノリノリでやってくれそうですし、メルルの中の人もノリノリでやってくれそうじゃないですか?
メーカー(販売元) | ファット・カンパニー |
原型制作 | 橘川てふ(キツテフ) |
スケール | 1/8スケール |
パッケージサイズ | 16.5(W) x 12.5(D) x 27(H) cm |
まずはパッケージを2方向から。


服の色と同じくイエローを主体にした箱は、売場でも一際目を引くキャッチーさ。メーカーであるファット・カンパニーもイエローを主体としてポップな印象の公式サイトですから、双方のイメージがピタっとハマった感がありますね。
窓は正面の他、上面と、両側面の花型をした小窓の4箇所。側面からは内部をくまなくチェックするにはやや厳しい条件ですが、正面からのビジュアルが絵として完成度が高い作品ですから、正面からだけでも充分に魅力は汲み取れそうですね。
続いて、全体像を8方向から。








もちろん立体作品ですから、他のアングルからも魅力はそこかしこに見られます。広くたなびいたウェーブヘアーや、前に蹴り上げられた右脚のしなやかな形状などは見逃せません。
驚きの短い丈で布面積が極めて小さなミニスカートなのにも関わらず容赦なく脚を蹴り上げているため、はしたないその行為の結果、お姫様の秘境がこんなにもたやすく露わに……なんてこともなく、高貴なお召し物であるが故の高すぎる防御力が憎らしいドロワーズがナイストゥミーチューする結果をもたらしています。
橘川氏の作品と言えば、背景として成立しているような、世界観を底上げする精巧でボリュームのあるヴィネットのイメージがあるので、この作品にもと思ってしまったのですが、この作品は比較的シンプルに背後の連星をイメージしたプレート一枚です。昨今のフィギュア価格が高騰している中で、これ以上豪華なヴィネットを付けたところで価格の桁が繰り上がってしまい、主な購買ターゲットとなるアトリエシリーズのファンが関連グッズとして購入するにはハードルを釣り上げてしまい購入を見送る結果を招いてしまう可能性を高めるため、妥当な落とし所なのでしょう。フィギュアとしての魅力が高まるのなら桁が上がっても欲しいと感じるフィギュア購買層を市販のキャラクターフィギュアの最大購買層にする方がさらにハードルが高いでしょうからね。
それではスポットごとに見ていきます。




























窓は正面の他、上面と、両側面の花型をした小窓の4箇所。側面からは内部をくまなくチェックするにはやや厳しい条件ですが、正面からのビジュアルが絵として完成度が高い作品ですから、正面からだけでも充分に魅力は汲み取れそうですね。
続いて、全体像を8方向から。








一枚目のアングルが一枚絵として完成された見事なバランスで成立していると思います。
メーカー製の市販フィギュアはその多くが、作品の版権絵として既出のイラストから立体に起こすパターンですが、こちらは原型を担当する橘川てふ氏がポーズ案から担当する、作品の端緒から二次創作品である珍しい生い立ちのフィギュアです。
詳しくは橘川氏の公式サイト・キツテフにて特設メイキングページが設けられていますので、併せてご参照ください。
メーカー製の市販フィギュアはその多くが、作品の版権絵として既出のイラストから立体に起こすパターンですが、こちらは原型を担当する橘川てふ氏がポーズ案から担当する、作品の端緒から二次創作品である珍しい生い立ちのフィギュアです。
詳しくは橘川氏の公式サイト・キツテフにて特設メイキングページが設けられていますので、併せてご参照ください。
驚きの短い丈で布面積が極めて小さなミニスカートなのにも関わらず容赦なく脚を蹴り上げているため、はしたないその行為の結果、お姫様の秘境がこんなにもたやすく露わに……なんてこともなく、高貴なお召し物であるが故の高すぎる防御力が憎らしいドロワーズがナイストゥミーチューする結果をもたらしています。
橘川氏の作品と言えば、背景として成立しているような、世界観を底上げする精巧でボリュームのあるヴィネットのイメージがあるので、この作品にもと思ってしまったのですが、この作品は比較的シンプルに背後の連星をイメージしたプレート一枚です。昨今のフィギュア価格が高騰している中で、これ以上豪華なヴィネットを付けたところで価格の桁が繰り上がってしまい、主な購買ターゲットとなるアトリエシリーズのファンが関連グッズとして購入するにはハードルを釣り上げてしまい購入を見送る結果を招いてしまう可能性を高めるため、妥当な落とし所なのでしょう。フィギュアとしての魅力が高まるのなら桁が上がっても欲しいと感じるフィギュア購買層を市販のキャラクターフィギュアの最大購買層にする方がさらにハードルが高いでしょうからね。
それではスポットごとに見ていきます。

正面からの顔。
こちらには視線が来ていません。
頭に添えるように掲げた左手がポイントですね。
前髪はPVC製フィギュアとしては珍しいくらいに細いです。
こちらには視線が来ていません。
頭に添えるように掲げた左手がポイントですね。
前髪はPVC製フィギュアとしては珍しいくらいに細いです。

左側面からの顔。
鼻筋は長いですが、それほど高くはないですね。
鼻筋は長いですが、それほど高くはないですね。

右側面からの顔。
耳が髪から完全に露出しているので良く見えます。
耳が髪から完全に露出しているので良く見えます。

頭の両サイドには編みこんだ髪があり、左側にはメルルのトレードマークである小さな王冠も付いています。

カボチャのような形状をした王冠は、つややかでビビッドな塗装になっています。

とてもダイナミックに踊っているウェーブヘアーが見どころのひとつです。

襟や袖口の模様も綺麗に再現されています。

コルセット状の服によって小ぶりな胸が寄せて上げられて、半強制的に作られた谷間が楽しめます。

衣服によって矯正され、胸のアンダー側からトップ側に脂肪が寄せ上げられているため歪なお椀型になっているのがよく再現されていると思います。

右腕に掛けられたマントの上には、カラフルに染め上げられた3種の花型のオブジェが再現され、添えられています。

開いた左手の形状は、彼女の快活さを感じさせます。このポーズはキービジュアルの再現でもありますので、ファンにはおなじみでしょう。

右手は杖を握っていますが、親指と人差指は立てられた特徴的な形状になっています。
それよりも容赦なく見えるドロワーズが気になりますね。
それよりも容赦なく見えるドロワーズが気になりますね。

右手を別アングルから。このように3本の指で杖を握っています。

杖は(当然でしょうが)別パーツになっていて、銀色の部分と赤い柄の部分が分離できます。

杖の中央に嵌めこまれたグリーンの宝石を模したパーツは、クリアパーツになっています。

マントは内部の虹色塗装が見どころのひとつ。イエローを主体にした彼女の服装と併せて、派手で華やかな印象です。

腰には錬金術用の道具や調合用の材料などが入れられているであろうポーチ。
服の端なども全てが金色のラインが入っている豪華仕様。さすがお姫様の貫禄です。
服の端なども全てが金色のラインが入っている豪華仕様。さすがお姫様の貫禄です。

脚を前方から。
しなやかで肉感のある形状であるのに加えて、膝の形がクッキリと作られていて、健脚美が堪能出来ます。
写真では色を微調整しているので気づきにくいですが、違和感の無い肌色をしている顔や手に比べて脚はやや黄土色っぽいです。個体差もあるかもしれませんが。
しなやかで肉感のある形状であるのに加えて、膝の形がクッキリと作られていて、健脚美が堪能出来ます。
写真では色を微調整しているので気づきにくいですが、違和感の無い肌色をしている顔や手に比べて脚はやや黄土色っぽいです。個体差もあるかもしれませんが。

容赦なく覗いたドロワーズは、どんなにローアングルから見上げてもドロワーズなので。

背後からもその美脚を堪能。
膝裏の造形もステキです。
膝裏の造形もステキです。

ふくらはぎの張り方もなかなかリアルでとってもステキ。

膝裏のこのポッコリと膨らんだ筋の形状が素晴らしい。そう、コレなんですよ脚フェチの求めている形は。

ブーツも金ピカ。丁寧に施されたシワが柔らかな質感を感じさせてくれますね。

紐の細かな塗り分けもきっちり綺麗に処理されています。言う事なしですね。

台座はベースが丸くて薄くてピンク色で無地のもので、その中央に唯一の本体を固定するダボ2本と、その後ろに別パーツ扱いのプレートが一枚の構成。
これより下はフリーアングル撮影したものを3枚。
これより下はフリーアングル撮影したものを3枚。



以上、岸田メル氏本人の虹美少女化キャラクターメルルのレビューでした。
メルルのアトリエ アーランドの錬金術士3 メルル (1/8スケール PVC製塗装済み完成品) ファット・カンパニー 2013-7-12 Amazonで詳しく見る |