2013年5月25日、秋葉原UDX2階のイベントスペース「アキバ・スクエア」にて開催されたフィギュア新作展示イベント「メガホビ EXPO 2013 SPRING」の写真レポートです。
メガハウスが主催し多くのフィギュア作品を展示する他、アルターとホビージャパンの新作が主に展示されるイベントとしてお馴染みとなっています。

メガホビEXPOでは毎度のごとく、撮影者のテクニックが大いに試される展示環境となっており、定番の「アクリルパネルと黒背景」の組み合わせは鏡面反射を最大限に発揮し、ストロボ光を跳ね返してはカメラの露出を狂わせます。さらには会場によっては外光の影響も受け、撮影者と他の来場者をアクリルパネルに映し込むため、失敗写真のオンパレードを招きます。そのため、レンズの選択やストロボとディフューザーの扱い、角度やタイミングなど多岐に渡る条件をクリアしていく必要があります。
展示イベントであって撮影イベントではないので、主催者側にとっては撮影の難易度を上げてチャレンジ精神を煽るべくこのような展示方法を取っているのではないでしょうが、やっぱり悩ましく感じてしまいます。
前回は外光の入り込む余地がない会場でしたが、今回は1年前に苦労させられた、周りが総ガラス張りの外光入りまくり環境であるアキバ・スクエアでの開催。個人的には撮影前から敵前逃亡の心持ちでした。
とは言えベストを尽くしたいので、今回はこのイベントでは初めてクリップオンストロボとディフューザーの組み合わせで挑みました。この構成であれば、アクリルパネルと正対すると正面から反射して100%アウトの写真になるリングストロボを使わず、正面からの決め角度からの撮影が可能です。
実際にこの組み合わせで撮影している人が多く見受けられました。みなさん果敢に挑戦するツワモノ達ですね。

結論といたしましては、ワタクシには扱いきれませんでした。ディフューザーはルミクエストのウルトラソフトですから、高い位置で発光するため画角が狭いレンズなら発光が映り込む可能性は低いものの、フィギュアに大きな影を落としてしまいます。結果、コントラストが付き過ぎた写真になりました。
この結果から、高感度でもノイズが出にくいカメラでISO感度を上げて撮るのが安牌だと改めて思う次第ですが、下からの照明で下半身への照度が高く偏りがちですし、肝心の目元が暗くなりやすい問題が露呈します。
PLフィルタの併用でパネルへの反射を抑えつつ、ストロボほど強くなく、下からの照明と同じ程度の照度の光をパネルに反射しない角度から当てて顔を中心に上半身への補助光を焚くのがベストでしょうがその構成を作るのは難しそうですし、色温度を合わせないと色が混ざって変な仕上がりに……とまあ打開策が見出だせないままです。
そんな有様で失敗写真を増産してしまい使えない写真も発生しており、公開できたものもイマイチな写りになってしまったのを現像である程度持ち直した写真ばかりではありますが、参考に見ていってもらえると嬉しいです。

メガホビEXPO2013春 会場正面の絵






個人的には柑菜ちゃんがエロ可愛く撮れたのでそれだけで満足。原型担当の田中氏が個人ディーラーでワンフェスに出されていた時から、アルターから完成品で出るのを心待ちにしていましたので、発売がとてつもなく楽しみです。

最後に一言。
他の参加者からも意見が挙がっていましたが、アキバ・スクエアとしては前回開催時よりも外光の影響が減っていたように感じました。

メガホビEXPO2013春 会場1

ガラスの多くが、天井からの黒い幕で覆われていました。
これによって外光が作品に当たる率が減っていましたし、黒色ですから色が混ざることもなく安定した撮影に貢献してくれていました。とはいえ上の写真でも判るように、向かって右側の一部からは外光が入っていたので、やっぱり一部の作品は難易度が高かったです。ご覧のようにアルターのブースでした。アルター作品を好んで撮影する人は特に上級者が多い印象があるので、高等テクを遺憾なく発揮してもらえるように主催社が粋な計らいをしてくれたのかもしれませんね。
ありがとうございました。おかげさまで自らのテクが不足しまくっていることを痛感いたしました。次回の会場もこちらとのことですので、テクを向上してリベンジしたいと思います。