ホビロンとは――フィギュアを始めとするホビーアイテム各種を論理的にレビューするレビュアーに対して称される言葉である。
ちなみにワタクシは、論理的ではなくただひたすらに下心を曝け出して卑猥な言葉で評するタイプのレビュアーですので、ホビロンではございません。

民子「適当なこと言ってんじゃないわよ! この変態っ! 死ねっ! ホビロンっ!!」

ええ、我々の業界ではご褒美です。本当にありがとうございました。

そんなわけわかめで、この記事を作成している頃、2013年3月30日より劇場版の公開が始まった「花咲くいろは」のメインヒロインである、ホビロン(by みんち)こと「松前緒花」ちゃんが、タイミングを合わせたようにアルターからフィギュアとして発売されましたのでご紹介いたします。なお当初は2012年末に発売予定だったところが延期したため、劇場版公開のタイミングに合わせたかどうかは怪しいところですが、マーケティングとしては好判断でしょう。
昨今のアニメ聖地巡礼ブームと同じく、雑誌などへの露出が増えるタイミングで機を見計らって関連商品を作ってPRし、商品が好調な売れ行きを示すように万全を期し、機会損失を防ぐ事がアニメ関連グッズを売る上では大きなポイントです。
……まあこんな風にフィギュアのレビューなのに誰得エセ論理を展開しているレビュアーは間違いなくホビロンなのですが、あんまりホビロンホビロン言うと画像検索しちゃう人がいるでしょうからここいらでやめておきましょう。
人によっては、ホビロンしてる中身と目が合ったらちょっとしたトラウマになりそうなので。

そんなわけわかめで、ワカメ髪(天パー)な緒花ちゃんフィギュアのレビュー、いってみましょう。

アルター 松前緒花 00
メーカー(販売元)アルター
原型制作たなか☆せんう
スケール1/8スケール
パッケージサイズ15(W) x 14(D) x 26(H) cm


パッケージ2方向。

アルター 松前緒花 パッケージ1

アルター 松前緒花 パッケージ2

ワリとシンプルイズベストというかオーソドックスにまとめられたパッケージですね。
注目は背面の大きな窓。毎度のように言っていますが、背面窓はメーカーの良心かつ英断だとワタクシは評価いたします。特にこのような動作の一瞬を切り取ったようなシーンを元にしてデザインされた作品は、後ろ髪の浮き上がった形状や、腰から尻にかけての形状も魅力的な「表情」になってきますので見逃せませんし、店頭でそれをチェックできることは購入を検討する上では大きな判断材料になりますし、結果として決め手となれば売れるのでメーカーや販売店にとってもプラスです。背面窓の採用が増えている傾向にあるのであれば、ワタクシとしては大歓迎です。
これからも採用を前向きにご検討よろしくお願いします。


続きまして本体を8方向から。

アルター 松前緒花 回転1

アルター 松前緒花 回転2

アルター 松前緒花 回転3

アルター 松前緒花 回転4

アルター 松前緒花 回転5

アルター 松前緒花 回転6

アルター 松前緒花 回転7

アルター 松前緒花 回転8

オープニングアニメーションの階段を駆け下りるシーンが元になっているのでしょうが、あちらはこれから仕事をぼんぼる(頑張る)ぞーと気合が入った表情でしたが、こちらは柔らかなほほ笑みにアレンジされています。
実生活ではあまり目にすることのないポーズだけに、ピンポイントに該当した「パラシュート降下時の姿勢」と案内直後から言われてしまう事になり、ネタ玩具としてのイメージが先行してしまいました。今頃他の購入者の一部は、パラシュートの模型を取り付けて飾っているのでしょうね。
確かに、この仲居服のまま自転車をこいで華麗なカーブターンをしてみせた緒花の行動力からして、いざとなれば目的地に赴くためなら仲居服のままパラシュートで降下するようなこともあるでしょうが、花咲くいろはは緒花の成長物語を描く青春グラフィティであって、緒花の芸人魂を燃え上がらせるための企画番組「能登半島の果てまでイッテQ!」ではありませんので、羽咋市の空でパラシュート降下をしながらUFOと遭遇しようなんてオカルティックなロケは行われないのです。
そんな謎展開は、次郎丸の妄想小説の世界だけに留めておきましょう。
ともかく、仲居服のフィギュアなんて尋常でないレアアイテムですので、民宿や旅館のファンには待望の作品となるでしょう。逆に、こちらが売れないとなれば制服フェチの中でも少数派と思われる仲居服フェチのマイナーぶりが露呈されることになり、後発の作品への期待が削がれてしまうため、これは菜子や巴のファンだけに留まらず、全仲居服フェチ達の未来を占う大きな岐路となる重要な意義を有した作品なのです。
みなさん、和装制服が消滅していく危機を救うためにも、このフィギュアを購入しようではありませんか。
と言いますか、割烹着フェチであるワタクシの為に、割烹着姿の民子フィギュアが発売する為に次点候補であろう菜子の発売を決定づけるだけの売れ行きが必要なのです。どうかお願いします。


論点ズレまくりでとってもホビロンですので、ポイント紹介に参りましょう。

アルター 松前緒花 01

正面からの顔。
視線は左側に向けられているため、ベストアングルではないでしょう。
印象としては、左目のアイプリントにズレを感じます。特に虹彩が向かって右上にズレている印象。
口も縦長に開けられているため、ちょっとだらしないように見えてしまいます。この手の作品にしては顎も尖っていますが、口の下がかなり鋭角に尖っているため、余計に尖っているように見えてしまうのが残念ですね。
髪も若干ガタツキがあり、塗装も一部にムラが感じられます。昨今のハイレベルな完成品フィギュアとしては少し厳しいクオリティかもしれません。超一流と言われるアルター製品だけに厳しい目になっているのもありますが、だからこそ言わせてもらいます。しかも、工場の製造ラインを見直す事を理由に延期していたので、その見直しが悪い方に出てしまったのではと疑念を抱いてしまいます。
まあ、平均レベルは余裕で超えている品質であるとは思います。

アルター 松前緒花 02

左側面の顔。
やはり左目はやや外側に寄っているでしょうか。このアングルからだと右目も上に寄っているように見えます。造形としてではなく、アイプリントの位置調整による劣化ですので勿体無いですね。つまり、個体によって善し悪しもあるのでしょう。
髪の両側に添えられた花飾りは、緒花の名を印象づけるアクセサリーですが、シンプルに作られています。原作からしてシンプルなデザインなので妥当と言えますが。
鼻の突起は一般的な造形と比べるとやや低いでしょうか。思えばキャラデザも随分と低いですからね。準拠と言えるでしょう。
耳はやや大きめですね。中もリアリティある彫込造形がなされています。

アルター 松前緒花 03

右側面の顔。
こちらのアングルは違和感が少ないですね。左目が少し下がれば安定して見えます。
二次元の絵を立体化するのはそもそも「二次平面だから許される嘘=錯視」を最大限に再現したまま立体として辻褄が合うように変換していく作業ですので、経験者にとっては「お前ら簡単に言うけどよぉ」と言いたくなるのも仕方ないです。それをどうにかするのがプロであり、商品として売り物にするための技術ですので、まあそこは全てを飲み込んだ上で厳しいコメントをします。購入者にとってはそこに表れた結果だけが評価できる全てですからね。

アルター 松前緒花 04

偉そうにダラダラとほざいているとホビロンと言われてしまいますのでドンドン次に行きましょう。
頭頂部はモコモコしていて柔らかそうな造形。天パーであることを少し気に病んでいる様子の緒花ちゃんではありますが、柔らかそうなウェーブの髪に魅力を感じる男性も多いことでしょう。
東京の高校から石川の高校に編入した際に、オサレな都会っ娘と認知されたひとつの要素にもなっています。
実際、良い匂いがしそうですからね。実際には活動的でかつ身だしなみは二の次にしているタイプですので、良い臭いがするかもしれませんが。いずれにせよ嗅いでみたいのが男心です。次郎丸さんもきっとそう思っている事でしょう。

アルター 松前緒花 05

仲居服の袖を、作業しやすいように束ねる紐は、柔らかいPVC素材でわずかながらに伸縮性があるので、少し伸ばしながら指に掛けるように設置します。
ここだけ見ると【答 コロンビア】にも見えますが、その白魚のように綺麗な腕には思わずむしゃぶりつきたい衝動に駆られてしまうような魅力を有しています。きっと次郎丸さんもそう思っているに違いありません。

アルター 松前緒花 06

右腕をメインに近づいたアングル。
こんなJK仲居の腕をprprしたい。きっと次郎丸さんも(ry

アルター 松前緒花 07

後ろ髪。階段を駆け下りるシーンとしては、髪の乱れは少なめです。バランス感覚が良さそうな緒花ちゃんの事、身体に振動が跳ね返ってこない動きなのでしょう。実際にオープニングアニメーションの動きも上下のホッピングがほとんど見られないスムーズな動きです。そこ、アニメだからそんなん当然じゃん、とか言わない。

アルター 松前緒花 08

紐の締め方が判る背後。
単にクロスしている(いわゆる襷掛け)ではなく、何度か捻っているのですね。
衣服がこうキュッとなってる状態は、和服のしっとりと落ち着いたイメージを変化させつつ活動的な様子を表し、通常の着こなしでは見えにくいプロポーションを炙り出してくれます。
いいですね、もっと締め付けてください。
そう、亀甲縛りなんてしてみたら少女のうら若き肉体の形状を浮き上がらせる事もできるでしょう。仲居服とのアンバランスさが興味をそそります。次郎丸さんもそう思って……ってそれ公式エピソードじゃないですか!

アルター 松前緒花 09

全26話のうち、第3話にして早くも亀甲縛りをされちゃうキャラとして、すっかり妙な色が付けられた緒花ちゃん。それからというもの、縛られる快感を覚えてしまったのかこうして必要以上に強く自らを縛るようになってしまったのは、真っ当な成長といえるのでしょうかどうでしょうか。
あの純粋でまっすぐな性格だった緒花ちゃんを、こんな変態娘にしてしまった次郎丸は断罪すべきでしょう――本当にありがとうございました。

アルター 松前緒花 10

見て下さい。自らを縛るプレイに没頭した結果、腋チラを一切許さない防御力を得てしまいました。これは腋フェチとしては遺憾です。緊縛プレイの道に誘導した次郎丸はやっぱり許せません。断罪の上、腋フェチへの転向を訴えましょう。

アルター 松前緒花 11

それにしてもなんでしょうこの起伏のない服は。
まるで緒花ちゃんがつるぺったんみたいじゃないですか。水着回で証明したように、ここまでつるぺったんではなかったはずです。どうしたことでしょうか。
ええ、これは対比するために菜子たそのフィギュアも出すべきです。本来ならば仲居服でも隠し切れずにボンバーバーストすることを証明してもらいたいです。かっぱっぱ!

アルター 松前緒花 14

公式設定絵通り、前を閉じる帯はリボン結び。可愛らしいですね。帯の片方が付いている場所が妙なので、構造は謎ですが。
前垂れの色は鮮やかな臙脂色で目を引きます。

アルター 松前緒花 15

脚元はややはだけているため、時代劇ギャグで帯を引かれて「あーれー」してる展開を想像してしまいます。
いいではないかいいではないか。
チラリと見える健康的なJKのふくらはぎは良いものです。

アルター 松前緒花 16

背後の尻周り。
尻の丸みがいまひとつ見て取れませんが、脚のシルエットは浮き出ているので、着エロの観点からすればなかなか良いものです。
内股になっているのも、慌てている感じが出ていていいですね。というか、内股にしないと簡単にはだけてしまい、聖域が簡単に御開帳してしまいますので、このようなポーズになるのは致し方ありません。

アルター 松前緒花 17

足には足袋と草履の組み合わせ。
緒花の履いた草履の鼻緒。いやなんでもありません。
台座との固定は左脚の底のみですので、飾っていると歪んできそうですね。注意しておきましょう。

アルター 松前緒花 18

軽く浮き上がった踵。駆け下りている様子が伝わってきます。
気を付けないとすぐに脱げてしまうため、鼻緒を指でガッチリ固定しているんだろうなと想像します。きっとムレムレしていることでしょう。クンカりたいですね。次郎丸(ry

アルター 松前緒花 19

台座には独特の風情がある字体によって名前と、モチーフの花がデザインされています。

アルター 松前緒花 20

アルター 松前緒花 21

全身を捉えたアングルから2枚。

アルター 松前緒花 22

イメージショットっぽいのを一枚。


以下、決してお薦めはできない応用です。

アルター 松前緒花 24

パラシュート降下ネタを参考に、紐へさらに紐を掛けて、ぶら下げて飾るのもありじゃないかと思っていたら、部屋の入口ドアノブに引っ掛けておくのもありなんじゃ? と思ってこのような有様に。
部屋の内側になら飾るスペースの新案として、部屋の外側になら家族や来訪者への特殊なアピールとして活用できることでしょう。

アルター 松前緒花 25

ブラインドの操作コードに引っ掛けてみました。
こんな飾り方をしたなら、自殺を図っているシーンのようで心が落ち着きませんね。
こうしてボール形状の部品がちょうど口に当たっていると、まるでボールギャグのようにも見えますね。
やっぱり緒花ちゃんには緊縛プレイが似合うようです。さすが公式設定はダテではありません。

アルター 松前緒花 26

最後に、柚子小町の限定ラベルの瓶と一緒に飾る例を。
縛って固定されているのに、これからどんな事をされるのかとワクワクしている変態娘にしか見えません。いけません。無邪気にもほどがあります。そんな方向にぼんぼる娘ではないのです。母親が「性に乱れた人」(by 巴さんじゅうはっさい)だから血は争えないとしても、性癖まで乱してはなりません。次郎丸さん自重しろ。

ではこれから、今後どのように調教すべきか次郎丸さんとミーティングしてきますのでこのへんで。