西武鉄道沿線住民であり、羊山公園の芝桜撮影会に複数年参加した程度には縁がある埼玉県秩父市を舞台としたアニメ作品として、ぜひ押さえておきたい作品があります。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

ラブホ顔と尻穴ネームに定評のあるヒロインと、白ワンピ姿の女装をしたりウィッグをクンカクンカして悦に浸る変質者が登場するおかげでイロモノ作品としての話題が先行しがちな嫌いはありましたが、エッチスケッチワンタッチを経て互いの絆を再認識し、謎の超常現象により作り出された蒸しパンにむしゃぶりつきたくなる衝動を抑えつつむしゃぶりついてる変質者自重しろと思いながら、こちらはこちらで「つる◯◯こつるつる可愛い」などと譫言のように呟きつつ、打ち上げられた花火に感動して消えちゃって見つかっちゃうようなお話だったような気がなんとなくしていますが伝え方に齟齬がある気がしますので本気にはしないように。

今回は、そんな作品のメインヒロイン御用達のサッポロ一番塩ラーメンのトッピングにお薦めしたい支那竹をご紹介いたします。
――ではなくて、メインヒロインの「めんま」のフィギュアを紹介いたします。
秩父に生息する地底人をも魅了する乳部の絶壁ぶりにぜひご注目ください。

アルター めんま 00
メーカー(販売元)アルター
原型制作稲垣 洋
スケール1/8スケール
パッケージサイズ18(W) x 16(D) x 27(H) cm

冒頭コメントがいつにも増してネジが緩んでるのは、作品愛ゆえですのであしからず。
頭が御花畑なのは今に始まったことではないので。


ではパッケージの紹介から。

アルター めんま パッケージ1

アルター めんま パッケージ2

デザインコンセプトは公式サイトをはじめとして一貫されていた印象ですので、こちらのフィギュアもそのフォーマットに沿ったデザインで統一されているようです。今後この作品のキャラクターフィギュアがシリーズ化された場合にもデザインは統一されるような気がします。
ま、個人的には「あなるはピンク」でお願いしたいところですけども。
このフィギュアはヴィネット風の台座の上に座る形になっていて、かなり縦長形状の作品になります。ですが、横に付属品が封入されるスペースが設けられていたりと、かなり余裕を持ったサイズに作られています。
大丈夫。アルターのパッケージサイズだよ。


では8方向からの姿をご覧ください。

アルター めんま 回転1

アルター めんま 回転2

アルター めんま 回転3


アルター めんま 回転4
アルター めんま 回転5

アルター めんま 回転6

アルター めんま 回転7

アルター めんま 回転8

無邪気に足をばたつかせている一瞬を切り取ったかのような姿が、夏の熱気を払う爽やかな涼風を起こす妖精のように見えます。
しかしその真なる姿は、インスタントラーメンを食べさせるようにねだってくる恐ろしい妖怪・麺魔なのである。可愛らしく邪気を感じない姿に決して気を許してサッポロ一番塩ラーメンの袋麺5パック入りを買い与えてはいけません。やがては漬け込まれ、新発売されたばかりのケンちゃんラーメンなる入手困難な逸品を要求されるようになります。そうなったらもう手遅れなのです。もう新発売ネタは通じないのです2011年にはもう。
さておき、無防備極まりない下半身は隠されるべきエデンが抵抗する意思も見せずに開放されており、まだ見ぬエデンの景色に憧れを募らせた健全なる男子にとっては不意打ちと言える開放宣言に虚を突かれ、つい見て見ぬフリをしてしまうのは致し方のない事です。高嶺の花を安易に摘み取りに行く行為は紳士を目指す者としては許される事ではないのです。
つまり、変態のカテゴリに属する紳士たるワタクシは、健全なる男◯が暴発するのをどうにか堪えながら、ここぞとばかりにしばしエデンと呼ばれし秘境に見入ったのです。
そしていつしか――おっと、これ以上は紳士として言明しないことにしましょう。


具体的な見所としては以下に、スポットごとにコメントを付与してまいります。

アルター めんま 01

正面からの顔。
視線はやや右を向いていますが、その大きな瞳の持つ力は視線を合わさずとも充分に感じられるようです。これだけ縦長の瞳を持つキャラクターは、キャラクターデザインに一貫したものではなくてこのキャラクターだけに施されたデザインなので特に目立ちます。
瞳孔の上に浮かび上がった形が「あの花」のように見えるのが興味深いです。
流行りどころのキャラクターデザインと比べるとややクセのある顔つきですが、良く再現されていて違和感なく仕上がっています。
漫画やアニメでは良く使われる手法ですが、閉じた口の中央を描かずに左右だけ線を引く表現が使われているフィギュア作品は珍しいと思います。この作品はよくチャレンジしたな、と思いますね。結果としてそうである事がベストと思えるほどにマッチングしているのが素晴らしいです。

アルター めんま 02

左側面からの顔。視線が大きく外れる側です。
頬と顎がやや尖っているように見えますが、印象が崩れるようなことはないでしょう。パーツのバランスも問題ありません。自然に見えます。
この角度から見ると、どことなくいたずらっぽい含みのある表情に見えるのがいいですね。幼さを多分に残すキャラクター性に馴染みます。

アルター めんま 03


右側面からの顔。こちらが視線と合う側です。
その瞳に引き込まれてしまいそうです。むしろ引きこまれたいぐらいです。そのぐらい綺麗でまっすぐで純粋な瞳に見えます。
縦に大きな瞳に比例するように、縦長の顔が特徴的なキャラクターですから、他のキャラとのバランス感覚が難しいでしょうが違和感の無いデザインにまとめてきている印象です。この角度からは、その長い鼻筋が良く見て取れます。
細長い顔に比べて、妙に丸く大きな耳が存在感を示しているのも注目です。ぷにぷにしてるんでしょうね。はむはむしたいですね。

アルター めんま 04

やや上からのアングルで、頭頂部あたりを。
シンプルな髪型故に目立つ髪パーツの分割線がありますが、主に目に入れるであろう前方からは目立たないので気にならないでしょう。
向かって右に流れた髪と、背後に流れた髪のなびいた形状が、彼女自身の柔らかなイメージを引き立てているようです。

アルター めんま 05

後ろ髪はふわりと浮いたように流れています。
現実的にこれだけ浮く状態となると、座って脚をバタつかせる程度ではなく、飛び跳ねるぐらいのことをしなければここまで浮き上がらないでしょうが、そこは「創作だから可能なイメージアップ手法」ですから現実問題を持ち込まないのが吉でしょう。
美少女の淡い色の柔い髪と、背後の無機質な塗炭板のギャップが面白い光景です。

アルター めんま 06

右手はまっすぐに伸ばされて、綺麗なラインを形成しています。
手首から二の腕までの起伏が非常に少ないことから、とても華奢な体躯であることが見て取れますね。若くして過剰なダイエットを行なって拒食症にでもなっているのではと心配になってしまうほどです。もしくは徹底的な菜食主義者で肉を受け付けず、タンパク質が足りてないとか。
いや、徹底的な麺食主義者だから麺のように細長い身体になってしまったのかもしれません。さすが麺魔と呼ばれているだけのことはあります。
とは言え、ほぼまっすぐな棒状の腕ですが、肘の周りの皮膚が沈下して骨が浮き上がっている造形がなされているのは良いアクセントになっています。腕がピンと伸ばされているのだと認識しやすくなります。

アルター めんま 07

右手の手前には手帳が。
作中ではストーリーの進展に欠かせないキーアイテムとなる「めんま手帳」です。めんまと超平和バスターズ全員を繋ぐ架け橋です。
それなりに小さなパーツですが、細かい文字や、アヒル型のペンまで忠実に再現されています。個別のパーツとなっており、撮影はしていませんが、裏面にも絵が入っています。台座に取り付けるのではなくただ置いてあるだけなので、お好みで他の場所に設置してみる事も可能です。

アルター めんま 09

やや下から見上げるようなアングルで。
この角度からも視線が合っているように見えるのは優れたデザインだと思います。
目前で突如としてうずくまった自分を見て、優しく「どうしたの?」と声を掛けてくれそうな顔です。
こんな顔でそんな言葉を掛けられたなら、体調が悪くなったフリをしてうずくまりつつ、助けを求めるように視線を彷徨わせ、あわよくばスカートの中の神器を拝もうとしていたやましい気持ちが如何ともし難い後ろめたさに反転して撃沈させられる事でしょう。

アルター めんま 10

背後のパネルとして用いられている塗炭板は2枚がわずかに違う色に塗り分けられていてツギハギでオンボロなイメージを高めています。作中に登場する秘密基地の掘っ建て小屋っぷりが伝わってきますね。

アルター めんま 11

服装はワンピースと言えども、フリルが多分に用いられたスカート部分はふわふわと波打ち、跳ねる脚によって揺れ動き、豊かな表情を見せています。
このアングルからは、立てられた左足の親指に快活な意志を感じさせられます。

アルター めんま 12

左手はやや目立ちませんが、人差し指と小指が丸められ、中指と薬指とは違う形状になっているのが細かな表情を生んでいます。
人差し指の輪にPVC素材が流れ込み過ぎて小さくなっているのが少々残念ですが、これは追求するほどではない箇所でしょう。

アルター めんま 13

めんまのフィギュアが置かれるのは、この作品の特徴のひとつ、ヴィネット風の台座です。
超平和バスターズの秘密基地内部を再現したものであり、作中に登場した実際の構成とは違いますが、小物をそれぞれに配置して「あの花の秘密基地っぽさ」を上手く演出しています。
当作品の原型担当者である稲垣洋氏は過去にもヴィネット風台座を手がけており、ワタクシも特にお気に入りの作品として推している「一橋ゆりえ 制服Ver.」や「オーディンスフィア メルセデス」も同氏の担当作品です。そのキャラクターの特性をより伝わりやすく、ストーリーを思い起こさせる手法として作品性を高めており、作品の物語性を含めたパッケージング化や箱庭としての美術価値を加えるアプローチです。雑多な作品の中に並べても、独特の固有世界が切り取られて存在するかのように見えるので、非常に有益と思います。
必然的に値は張ることになりますので、純粋にキャラクターフィギュアが欲しい購買者にとっては悩ましいアプローチともなるでしょうが。
ワタクシ個人としては、大いに歓迎です。

アルター めんま 14

三段重ねにされた廃タイヤは、廃タイヤにしては溝がくっきりしていて綺麗なので廃タイヤではないのかもしれませんが、艶消しマットブラックで隙間なく塗られ、質感良く作られています。タイヤはそれぞれ固定されていますが、接地面から1パーツとして取り外せるようになっていて、2本のダボで固定されています。

アルター めんま 15

めんまの座る下の空間には、エキゾチックな柄の布製品が飾られています。
現在この秘密基地の小屋を仮の宿として利用している、普段は世界を旅しているらしい超平和バスターズメンバー鉄道氏の持ち込み品と思われます。
手前に置かれた傘も個別パーツ。こちらは恐らくめんまの私物。エンディング映像で手にしている傘と思われます。

アルター めんま 16

傘は台座表面に用意されたわずかに凹んだディンプルが用意されていて、そちらに先を宛てがって固定しますが、わずかな凹みのためにちょっと動かしただけでもずれ落ちてきます。長期間固定する場合には、先に糊のような粘着物や接着物を用いた方がいいかもしれません。
また、台座のベース部分には「あの花」のモチーフが取り付けられていて、作品のロゴ代わりに存在を示しています。

アルター めんま 17

この作品における一番の見所は、華奢でスラリと伸びた両素足の見せる元気な仕草でしょう。
膝からつま先に至るまで、か細いながらも活き活きと躍動しています。
左足は上向きに、右足は下向きにつま先が向いているのも、身振りの大きさを表して元気の良さを感じさせています。

アルター めんま 18

右側面からのアングルでは、大きく舞い上がったフリルの躍動と、正面から見る以上に魅惑的な脚のラインが楽しめます。

アルター めんま 19

うーん。
不意にこの空間に顔を差し出して蹴っ飛ばされたくなる欲求に駆られるほどに魅惑的なおみ足です。

アルター めんま 20

足裏(^ω^)ペロペロ
足裏が見える作品の場合は、定番ネタとして足コキ風アングルの写真を撮影するのですが、つい撮るのを忘れていました。どうやらめんまに対してはその手の行為を求める衝動は沸き起こって来ないようです。
いや、ただただ無邪気なままの少女らしく、生理的嫌悪による条件反射で蹴っ飛ばされたいのです。

アルター めんま 21

「君がッ 疲れるまで 蹴り続けられるのをやめないッ!」
エデンの参拝料として顔が歪ませられるぐらいなら、最初から歪んだ顔が矯正される可能性を含んでむしろプラス収益です。むしろこの美しき素足が顔に触れるサービスにも料金を支払うべきご褒美プレイです。

アルター めんま 22

めんまが座っている状態では見えませんが、台座には例の刻印が入っています。
飾る際には敢えてめんまを置かずに、この刻印の後ろに例の文字列を書き足したりすると、異なった感慨に耽られるかもしれません。

アルター めんま 23

台座を除く各パーツを並べてみました。
それぞれが独立していますので、他の作品用の小物としても使えそうです。

アルター めんま 24

台座に置いたままでは見にくかった右足の足裏もご覧下さい。
基本的にいつも素足のキャラなので、とっとだけ土汚れが付着したようにしておくとリアリティが増して良いかもしれませんが汚すには惜しい美しさです。
また、台座の形に沿うように形状が直角に固定されたワンピースに包まれためんまの尻の中には磁石が仕込まれていて、鉄が封入された台座から落ちにくいようにされているようです。こうした飾る際に起こるトラブルを防ぐための気遣いがありがたいですね。
めんまの尻の中に磁石が含まれる、という文字群に劣情を催してしまった人は変態さんです。ボクと握手!

ホビーサーチさんのブログでは、めんまをいろんな場所に腰掛けて楽しんでみる提案がなされていますので、こうした楽しみ方も素敵ですね。てかアルパカに座らせるネタが被ってるのが面白いです。もしかして定番ネタなんでしょうかコレ。とりあえずアルパカに座らせときゃ可愛いだろう的な何かがこの業界にはあるのでしょうか。

アルター めんま 25

せっかくなので、ANOHANA FESの時に買った、めんまラベルの白ワイン(シャトー秩父)も並べて記念撮影。
ワインが苦手なのに買ったのは、ラベルが気に入ったのと、液体が淡い黄色だったからという謎の理由含みだった事はここだけの話にしておきます。