個人的には、平沢唯というキャラクターから思い浮かべるのは、常軌を逸する思考パターンから繰り出される不可思議な行動と、考えていることが素直に顔にも態度にも出ちゃう純真さと、ろくに練習もしないのに感性だけで事を成し遂げてしまう才能の高さと、それを持ち合わせているとは思わせないような普段の愛らしい姿がある、一般的な女の子の可愛らしさとは一線を画した魅力を有しているのだろうな、ということです。
つまり、以前にレビューを行った「サンタ唯」みたいな、普通の女の子とは感性が違うから突拍子もない恰好で、ドヤ顔を浮かべている姿こそが唯らしい可愛らしさだと思っている次第です。

だから、普通の水着を着て普通の表情を浮かべている唯なんて、唯としての魅力はないんだから、唯のフィギュアとして出ていたところで買う理由はないだろ、とか思ってました。

こんなにも率直に可愛らしい娘に見えるフィギュアじゃなかったなら、と過去形になるのですが。

派手さのないセパレートの水着を身に纏い、顔には柔らかなほほ笑みを浮かべ、波打ち際ではしゃいでいる少女の姿。奇を衒う事無く、ただ純粋に少女らしい姿を見せている、そんなの平沢唯というキャラクターの魅力をかなぐり捨てるようなもので全く判ってない、無意味だ、ファンへの裏切りだ、なんて思って――
平謝りするしかありません。ワタクシが間違っておりました。

唯らしさなんて殻はいらない。唯は歳相応の少女として純粋に可愛い。それだけで充分じゃないか。
そう悟らせてくれたのがこの作品でした。

αMAX 平沢唯 水着 00
メーカー(販売元)アルファマックス
原型制作MOON
スケール1/7スケール
パッケージサイズ13(W) x 12.5(D) x 26(H) cm

この作品は、近頃製品クオリティが高水準に達しつつあり注目度も高まっているメーカー「アルファマックス」の製品です。同社は「スカイチューブ」のブランドも含み、PVC製だけでなく、コールドキャスト製の完成品も意欲的に発表しているメーカーですが、全体としてセクシー路線を攻めるラインナップのように思います。
その中にあって、こちらの唯と、同時に発売した憂の2体で4作品目を迎える「けいおん! 水着ver.シリーズ」は作品性からしても肌面積が多い水着姿ながらセクシー路線とはやや趣を異とする所ですが、完成度の高さと、他の立体作品にはない方向性でキャラクターの魅力を汲み取るようなコンセプトが活きており、注目すべきシリーズとなっています。
先ほどセクシー路線とは趣を異とすると言いましたが、それはあくまで「けいおん!」という作品から感じる固定観念によるものであって、このシリーズ作品を個別に見てみたなら、確かにそこには女性の魅力ある肉体表現が見て取れる造形となっていて、セクシーではないと断定するのは早合点に他ならないことを思い知らされます。
唯ってこんなにエロい身体をしていたんだ、と今まで抱いていた唯の魅力とは違う点で興味を湧かせられます。
唯が活躍したあんなシーンやこんなシーンを見返すと、今まではその面白い表情や言動や仕草に行っていた目が、なぜかその服の下に蠢く肉体を見透かそうと視線を這わせていることに気付かされます。
このフィギュアのおかげで、またリピート視聴する理由ができましたね!

このフィギュアの魅力は第一に、普段は黒タイツによって隠されている唯の素脚が思う存分に拝める点にあります。そしてアニメでは太ましいほどに健康的に描かれていたその脚ならば、その先にはきっと存在しているに違いないと確信していた柔らかな尻肉を拝む事までもが叶うので、全国津々浦々に多数いらっしゃると信じて疑わない「けいおん!の素晴らしさってやっぱヒロインたちのむしゃぶりつきたくなるぐらいに豊満な健脚だよな」と語り合ってくれる同志達にとってはまさに理想が具現化した偶像であり、女神像に他なりません。
尻フェチならびに脚フェチの同志達に於いては、その下半身だけを象ったフィギュアであったとしても女神像として崇拝したことでしょう。
いや、下半身だけだったらワタクシは買いませんが。
正直なところ、下半身のみならずその顔、肩まわり、腰まわり、へそ、指などの造形、そして全体として可愛らしい少女の姿を決定づけているポージングに至る総合したフィギュアとしての出来の良さに納得して購入した次第です。

さておき、文章ばかりが先走って「画像も貼らずにレビュー語りとな?!」と言われそうな頃合いなので、そろそろパッケージからまいりましょう。

αMAX 平沢唯 水着 パッケージ1

αMAX 平沢唯 水着 パッケージ2

パッケージは至ってオーソドックス。正面と左側面に窓が付いています。
左側面に窓の下に書いてある文章がちょっと固すぎるかなと思います。もっと遊び心のある楽しい文章にして欲しいですけども。
1/7スケールとやや大きめサイズのフィギュアですが、横幅はほとんど必要のない素立ちに近いポージングですのでスリムなパッケージに収まっています。


それでは8方向からのショットをどうぞ。

αMAX 平沢唯 水着 回転1

αMAX 平沢唯 水着 回転2

αMAX 平沢唯 水着 回転3

αMAX 平沢唯 水着 回転4

αMAX 平沢唯 水着 回転5

αMAX 平沢唯 水着 回転6

αMAX 平沢唯 水着 回転7

αMAX 平沢唯 水着 回転8

この娘は本当に唯なのか? とまず疑問が先に突いて出てきそうなほど、清純派美少女然とした姿を見せているのが特徴のこの作品。ヘアピンや黒タイツなどの外見を含む、唯の特徴を脱ぎ去ってしまっているにも関わらずこの有り余った可愛さで魅力たっぷり。まさに「かわ唯」のポテンシャルの高さをまざまざと見せ付けてくれています。
柔らかな微笑みはもちろん、スレンダー過ぎない成長過程を思わせる肉体(個人的にはもうちょっとぷりぷりっとしていてほしいですが)に宿された性的な凹凸。そして、パレオを摘まみ上げた意味深に感じる左手と、元気にピンと伸ばされた子供っぽい右手のギャップ。そして、普段タイツに隠されているのが勿体なさすぎる魅惑の形状を有する健脚。
よもや、唯によってここまで見事な直球勝負を仕掛けてきて、見事に打ち取られるとは思いませんでした。
ヘアピンも黒タイツもギー太もドヤ顔もアイスもヨーロッパもいらなかったんです。
まあ、サンタスク水は決め球として必要ですが。


それではポイントごとに見て行きましょう。コメントは後ほど追加していきます。

αMAX 平沢唯 水着 01

正面からの顔。
アイプリント、塗装の正確さ、髪の形状どれをとってもハイレベルで安心です。左右の瞳の形は整合性が取れていないような印象もありますが、パッと見で充分可愛いので及第点でしょう。

αMAX 平沢唯 水着 02

右側面からの顔。
かなり髪が被ってしまいますが、違和感なく充分可愛く仕上がっています。
口の中が掘られていて、さらに歯と口内で2段階になっているのが地味に良い仕事をしていてポイント高いです。

αMAX 平沢唯 水着 03

左側面からの顔。
こちらからは顔がすっきり見えます。表情としては微笑みというより、惚けたような顔に見えてコレはコレで可愛いですね。
ちょこんと耳も見えるのがとっても良いです。

αMAX 平沢唯 水着 04

後ろ髪。
結構細かく作られていますね。でもちゃんと奥まで均一に塗装されていますし、一部にグラデも入っていて良い仕事してます。

αMAX 平沢唯 水着 05

耳が結構細かく作られていて大変よろしいかと思います。この個体はちょっとモコモコしてましたが。
しかしこの角度からの顔が可愛すぎるでしょ。なにこの天使。
天使はあずにゃんじゃなかったんだ。唯自身だったんだね。

αMAX 平沢唯 水着 06

すごくシンプルな水着で、すごく主張の少ない胸の膨らみ。
いいじゃない、この喉と鎖骨の間にある性的な窪みと首から肩に掛けての窪みとヘソに向かっての窪みと腋下の窪みがあれば。膨らみばかり求めてたら、こんなにたくさん詰まってる女体の魅力を見逃しちゃいますよ。
いやそれにしてもフェチズムそそられまくりの見事な造形です。素晴らしいお仕事です。水着フィギュアとして求められている点をことごとくクリアしています。

αMAX 平沢唯 水着 07

さりげなく胸を突き出してアピールしてるっぽく見えるのもいいですね。

αMAX 平沢唯 水着 08

あるじゃないですか谷間! ちゃんと見てやってください!
かなりライティングを調整してようやく陰が落とせて写真で認識できるレベルですが。

αMAX 平沢唯 水着 09

肩甲骨や背筋とかももちろん見逃せませんが、肘に充血したような赤みのある塗装をさりげなく施しているところが見逃せないポイントです。ホントこの作品はいい仕事してます。さりげない部分だけに高い評価をしてあげたいです。

αMAX 平沢唯 水着 10

個人的な出来のいいスケールフィギュアの指標にしている爪塗装もバッチリ。ピンクすぎてちょっと違和感がありますがそれはまあ好みの範疇ということで。

αMAX 平沢唯 水着 11

ポージングとしてはこのパレオ摘まみ上げがあざとくてイイですね。先述の通り、左右の手で大きく意思表示が異なっているのも楽しくて良いです。

αMAX 平沢唯 水着 12

膝裏もすごく美味しそう(比喩)な形状で大変よろしいです。むしゃぶりつきたいです。

αMAX 平沢唯 水着 13

そしてこの尻肉である。
このとっても美味しそう(比喩)な肉を今すぐにでも食べたい(比喩)ですよ。

αMAX 平沢唯 水着 14

どうですかこの背筋から脚にかけての艶めかしい曲線。成長過程で完成形じゃないってのがまた伸びしろを感じさせて想像して脳内補完して以下略。

αMAX 平沢唯 水着 15

ああもうこの脚にすがりついて頬ずりしたい。

αMAX 平沢唯 水着 16

膝の丸みもありますし、申し分ございません。
ふくらはぎがパンパンになってる感じもたまりません。

αMAX 平沢唯 水着 17

足の爪にも塗装バッチリ。足首の骨の突起も完備。文句ありません。

αMAX 平沢唯 水着 18

ここまでの造形が細やかすぎて、土踏まずの辺りがシンプルすぎるように見えてしまいますがそれは求めすぎというものでしょう。

αMAX 平沢唯 水着 19

台座は他者作品と大差ないデザインですが、デザインには京アニ側から基準が設けられているのかもしれませんね。

以下、お気に入りアングルを何枚か。

αMAX 平沢唯 水着 20

αMAX 平沢唯 水着 21

αMAX 平沢唯 水着 22

αMAX 平沢唯 水着 23

αMAX 平沢唯 水着 24

αMAX 平沢唯 水着 25

敢えてノーコメントなんです。

αMAX 平沢唯 水着 26

以上、とってもかわ唯な水着フィギュアの紹介でした。