もはや言うまでもなく知れた事と思いますが、ワタクシは黒猫が大好きです。

いえ、日本では宅急便の会社としてイメージされ、推理小説の形式を確立したと称される作者が記した作品のタイトルにもなっている、闇色の毛に身体を包み、その顔には爛々と金色の瞳が輝く、不吉の象徴ともされる事もある、特有の存在感に満ちた存在としての黒猫です。
魔法使いの使い魔としても登場し、高い知性を持ち合わせる事から時には人間の登場キャラクター以上にストーリーを動かす事もある、フィクションの世界でも大活躍する、あの黒猫です。

はい、黒猫が大好きです。猫としても、猫耳の似あう美少女キャラクターとしても。

そんなワケで、コトブキヤからリリースされる「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の登場キャラクターである黒猫のフィギュアは通算で2体目となりますが、当然のようにどちらも発売日にゲットしました。レビューこそしていませんが、グッドスマイルカンパニーのねんどろいどや、マックスファクトリーのfigmaも購入しています。
なぜそんなにホイホイと出たもの総当りで買うのかって?
仕方ないじゃないですか。ワタクシの人生を表するタイトルは「俺の嫁を買い逃せるわけがない」なんですから。

とまあ、そこまで大きく出るほど資金も収納場所も潤沢にはありませんのでマジ話とまではいきませんが、黒猫はとってもとっても可愛いのでつい食指がグングンと伸びてしまうというものです。愛の触手はそう易々とは止められないのです。

個人的には早く、自宅にいる時に着ているジャージを着用しているバージョンのフィギュアが欲しいのですがね。そのキャラクターを傍目から見ただけでは、俗世から浮いていて常識知らずなのだろうと思いきや、自宅では動き易さと汚れても良い恰好ということでジャージを身に付け、家事をそつなくこなして親の代わりに下の子たちを養っているとっても家庭的な裏の顔を持っているという完璧超人。
外見は周りを寄せ付けないような孤高の存在を思わせる出立ちながら、その実はとても人懐こい性格である事が多い黒猫の、その名に相応しいキャラクターなのです。
そりゃ、愛さずにはいられないじゃないですか。

今回はそんな、飼うどころか飼われたい黒猫の、珍しく暑さのあまりに白い服と肌を顕にした、夏コミのワンシーンを描いたイラストの立体作品です。
いつもながらの容赦無いジト目と、爽やかさに溢れたノースリーブの軽装と美しく柔らかそうな四肢のギャップを存分に楽しめる作品となっていますので、いつもの立ち振る舞いには似合わず、うっすらと肌に汗を浮かべた黒猫の姿を想像しながら、その幼さが抜けきっていない体躯にじっとりとした視線を這わせていきましょう。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 14
メーカー(販売元)コトブキヤ
原型制作Fio (ReplyFrom...
スケール1/8スケール
パッケージサイズ17(W) x 12(D) x 14.5(H) cm


パッケージから見ていきます。

ブキヤ 黒猫 夏コミ パッケージ 1

ブキヤ 黒猫 夏コミ パッケージ 2

印象としては、驚くほどコンパクトです。
写真では判りづらいでしょうが、上に記載したサイズ通り、全ての辺が20cmを下回っている作品は、このスケールサイズの作品としては久々に購入した気がします。
1/8スケールと明記されていますが、もっと小さく感じてしまいます。これが店頭売りで見てから購入を検討するようだと、お買い得感が減衰するので販売物としては必ずしもプラスではないのですが、既に購入を決定していた人にとってはコンパクトに収まるパッケージの恩恵は計り知れません。
特にワタクシを含む、フィギュアの置き場を捻出するのに窮している者にとっては、大変に嬉しい設計です。
前方以外には側面から中の様子が見えるパッケージの作品は多いですが、こちらは珍しく前後から見えるようになっています。
ポイントは、正面から見て右側が塞がれていることでしょうか。狙いは、そのポーズや、側面に付いている写真の見事なギリギリズムぶりからも察することが出来るでしょう。


それではぐるりと8方向より。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 1

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 2

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 3

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 4

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 5

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 6

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 7

ブキヤ 黒猫 夏コミ 回転 8

はい、パッケージでも頑張って隠しているので、ワタクシとしても最初から「お楽しみ部分」をひけらかしてしまうようなヘマはいたしませんよ。ちゃんと最後まで楽しみは取っておくべきでしょう。
――え、この世界に反射なんて現象は存在していませんよ?
瞳に光源の光が反射して映り込んでいるように見えるのはきっと気のせいでしょう。
いやー、大胆に開脚しているからガードは甘いと思いきや、絶妙な脚と手の配置によって意外とガードが固いこと。乙女の本能による回避行動は素晴らしい精度を誇っているようですね。
表情は一見するといつものように素っ気ない様子ながら、くねらせるように閉じられた膝と、股間に寄せられた両手から、隠し切れない恥らいが見て取れて、こちらまでドキドキしてきますね。
普段は全身を黒衣に纏って、肌色成分は顔と手にしか見て取れない彼女が、ここまで大きく肌色を晒しているのがもうとても素晴らしいです。ノースリーブのために肩の形状まで拝めるとは出血大サービスと言えますね。
実際に出血するのは、こちらの鼻の方ですが。


さて、見所をピックアップして行きましょう。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 01

顔。
ジト目です最高です愛してます。
アイプリントの模様は独特ですね。同じコトブキヤの前作を見ても確かにこの模様です。元イラストを忠実に再現しているのでしょう。
顔の輪郭もほどよくぷにっとした丸みがあり、とても可愛らしい黒猫に仕上がってます。
前髪はパッツンと切り揃えられているのが見て取れるのと同時に、適度に散らされているので黒猫の髪型の特性が良く表現されていると思います。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 02

左側からの横顔。
こちらからも安定して可愛い顔に見えます。
ぷくっと盛り上がった鼻の表現も、幼い顔立ちに良く似合っています。ジト目を湛えた無表情に近い顔からは冷たい印象も受けますが、この幼い顔立ちと大きな瞳が可愛らしさの要素を大きく引き上げているので、冷酷には感じないのが黒猫のキャラデザで光っている点。それが良く表現されているのではないでしょうか。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 03

右側からの顔。ほぼ視線と正対するアングルです。
いや、最高ですねこのアングル。もうこのまま心ゆくまで罵ってもらいたいです。それが我々の業界では最高級のご褒美です。
頬の輪郭がもう絶妙。指先で突っついて、ぷにぷに感を存分に楽しみながら、決して表情を崩すまいと我慢しながらも、どんどん顔が赤くなって瞳が揺れていく様子をじっくりと楽しみたいものです。
――いや、MなのかSなのかハッキリしろと言われそうですね。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 04

耳はこのように掘りこまれています。
じっくり見ると、ところどころに成形のカスのようなものが付着したままでしたが、じっくり見なければ判らない程度なので不問という事で。
このアングルからだと、意外と鼻が高く作られているように見えますね。幼い顔立ちの少女と思いきや、なかなか大人の美人に近づいているのかもしれません。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 05

背後から猫耳を。
髪の中に埋めこまれているのではなく、ヘアバンドとして装着していると判断できるようなパーティングラインになっているのがニクい演出ですね。
しかし、この角度からもぷにっとした頬の輪郭が見えるのがナイスです。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 06

後ろ髪。
一見大雑把にも見える処理ですが、PVC完成品としての型取りや強度を考えると妥当な選択でしょう。他のメーカーでは強度を半ば諦めて冒険しまくっている作品もいくつかありますが。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 07

やや上からのアングルで。
シンプルな形状の猫耳バンド。
フリルはかなり細かく綺麗に造形されています。
腕の造形はすらりとシンプルです。個人的にはもっと肉感があると嬉しいのですが、肉体派とは対極にいるようなキャラクターなので、貧弱なぐらいの表現が合っているでしょう。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 08

胸は決して大きくないキャラクターと認識していましたが、こちらを見ると決して小さくもないように見えます。
公式設定を見ると77と……決して小さくはないですね。設定年齢を考えるとむしろ大きい部類に入るでしょう。
そして、ノースリーブから覗いた肩と腋下の肌色面積が大きくて、とっても幸せな気分になりますね。
この白く美しい肌。まさにこれは黒猫ではなく白猫と呼ぶのが相応しいでしょう。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 09

ショルダーバッグも、普段がゴスロリ系で豪奢な印象の服装のため、こちらのデザインも黒を基調に藍色のリボンなどをあしらった派手なデザイン。ツヤ塗装が施されていて、なかなか質感が出ていると思います。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 10

スカートはシンプルなデザインにまとめられていながらも、シワ表現がなかなか凝っているだけに、ノースリーブの尾の部分が単調にストレートな整形がされているのがちょっと残念に思えてしまいます。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 11

そして、この作品の大きなポイントであり見所となるのは、この脚と手です。
この膝のくねらせた姿が、いかにも乙女な仕草をしていて、たまらなく可愛らしいですね。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 12

肉感には乏しいものの、ほっそりした中にも確かな少女の丸みを有した、素晴らしいふくらはぎです。
膝の下を腕がくぐっているところがまた、腕と脚の立体交差の妙が感じられてとってもいい感じです。と言えども、表現がアレなのでたぶんこの感情は伝わらないと思いますが。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 13

さて、きりりん氏に先を越されてしまっているようなので、そろそろエデンへと赴きましょうか。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 14

その前に、絶妙な位置に添えられた手を注視しましょう。
人差し指を絡めるように、落ち着かない様子を表現している所がとても素敵です。これを恥じらいと見るのが妥当な線かと思います。
爪先は目立たないながらも、ほんのりピンクのパール塗装がされていて、爪の質感と同時に、豪奢な服を好むのとは対照的に、マニキュアを塗るような化粧っ気はなく、そのままの姿で既に桐乃と勝負できる美人ぶりである事を想像させてくれます。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 15

アングルをずらして、もう少しじらせばいいものを、いきなりご開帳させてしまう短気でドSな性格を持ち合わせているのがワタクシです。Sを装っている少女にドSな行為を強要して仮面を剥がした時の反応の可愛さったら最高ですもんね。
このアングルから見ると、先ほどまではガードをしていた腕がまるで、自らの意思で脚を引き上げているかのように見えるから驚きですね。淫乱猫ですね。
ワタクシとしては実際にはとっても乙女な心の持ち主で清楚なキャラクターである黒猫が、その実態とはかけ離れた淫乱娘だったとしても一向に構いませんよ。
どちらにしても、美味しくいただくことには変わりないのですから。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 16

さらに寄って、じっくり見るとあらいやだ。
パンツのシワ表現に定評のあるコトブキヤ製品ではありますが、それにしても見事なタテスージーさんが――おっと、このぐらいにしておきましょうか。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 17

なんだかすっごく怖い視線が送られている気がするので。


さて、この作品は座っているポーズなので台座に固定する必要がなく、ダボなども用意されていませんので、台座には基本的に載せるだけになりますが、その台座にちょっとしたギミックが施されています。

ブキヤ 黒猫 夏コミ 18

パッケージに付けられていたのと同じ「元イラスト」のプリントされた紙が付属し、台座に挟めるようになっています。撮影は、この紙を入れた状態で行なっていたので、まるできりりん氏が黒猫のスカート内を覗き込んで悦に浸っているかのような組み合わせをして撮影が出来ました。
いいですよね、きりりん氏。公式で美少女大好きなド変態である事が証明されている(というかそれが売り)ので、変態ぶりを引き立てる役回りにぴったりです。
ありがとうきりりん氏。あなたこそがMVP(Most Valuable Perverted)だ!