この作品について、前置きコメントを行うのはとってもデリケートで難しい気がするのですが。
この存在そのものがネタバレのような気がして。

既に元ネタを知っている人向けの作品ではあるのでしょうが、だからと言ってそれを紹介するのにネタバレをしても構わないという免罪符が用意されるわけでもありませんので、今回は特例でノーコメントとさせていただきます。

まあ、元の姿は個人的な好みから外れているってのもありますので
こんだけ美少女フィギュアを買いまくって、やれ嫁だ、こちらも嫁だと言っているワタクシではありますが――美少女なら何でもは好きじゃないんですよ。好きなキャラだけ。

そんなこんなで、つばさキャットな羽川さんフィギュアです。

アルター ブラック羽川 00
のっけからキてる感じの画で失礼しました。
まあ、ブラックですし。

ステータスは以下の通り。
メーカー(販売元)アルター
原型制作田中 冬志
スケール1/7スケール
パッケージサイズ30(W) x 23(D) x 29(H) cm


引き続いて、上記の数字からも容易に想像できるパッケージの物量を視覚的にお確かめ下さい。

アルター ブラック羽川 パッケージ1

アルター ブラック羽川 パッケージ2

物量も凄いですが、デザインにもなかなか気合が入っているようです。
「化物語」の表現手法に則り、スケール表示は「漆分ノ壱」などと書いてあって、一瞬何のことだか判りません。「漆」とは「七」の事を指すようで、つまり1/7スケールである事を示しているようです。
――はい。ただでさえ大きいのを覚悟するアルターの作品の中にあっても、大抵は1/8スケールなのですが、こちらの作品は1/7スケール。そりゃパッケージサイズが大きくもなりますね。


続いて、8方向から見ていきましょう。

アルター ブラック羽川 回転1

アルター ブラック羽川 回転2

アルター ブラック羽川 回転3

アルター ブラック羽川 回転4

アルター ブラック羽川 回転5

アルター ブラック羽川 回転6

アルター ブラック羽川 回転7

アルター ブラック羽川 回転8

片側に重心を傾けたしゃがみポーズというだけでも珍しいのに、台座の天面が斜めに傾いているだとかなかなかの珍品。こうやって軽くくるりと見ただけでも大変面白く感じられます。
寝室からそのまま抜け出してきたと思われるパジャマ姿は無防備で、肩から胸元が顕になった辺りからは、上半身はこのパジャマの生地しか身に纏っていないことが容易に想像でき、なかなか豊かなボリュームを有する胸の形状により一層目を奪われてしまいます。
そして気になるのは、大きく広がった長髪。生き物のようにうねった髪が全体のボリューム感を押し上げ、作品のダイナミックな印象を強調しています。


以下、見所の紹介を。

アルター ブラック羽川 01

顔。
猫をモチーフとしているだけあって、縦に細く開かれた瞳孔と鋭い2本の牙が、可愛らしさの中に込められた鋭さを感じさせます。アイプリント、塗装などについては確かなクオリティと言っていいでしょう。

アルター ブラック羽川 02

左側面からの顔。
凶暴さを感じさせつつも、愛嬌や可愛らしさが同居している印象を感じさせるのがいかにも猫っぽいですが、この愛嬌は残虐性の裏返しのようにも感じるのがまたいかにもな。
前にピンと跳ねて、くるりと巻いた髪には触覚のような意味合いが込められているのでしょうか。
鼻筋は、他のフィギュアに比べるとクッキリと作られていますので、幼さよりも大人っぽい印象の方が強く出ている気がします。。

アルター ブラック羽川 03

右側面からの顔。
いかにも意地悪そうな笑顔に見えます。
こちらから見ても、前髪の形状がトリッキーで楽しいですね。
そして、猫耳がもふもふです。

アルター ブラック羽川 04

こちらがもふもふな猫耳。良い耳毛です。
中がピンク色ってちょっとエロいですね。いや、耳にエロスを求めるのは大変難しい事ですが。

アルター ブラック羽川 05

正面から少し視線を下ろしていくと、肌色で起伏の豊かな恵みの地が広がっています。

アルター ブラック羽川 20

個人的にこの作品の大きな見所として挙げたいのが、この首筋と鎖骨の交わった形状。ニタリと笑った口は大きく開かれてはいないものの、底知れぬ残虐性が潜んでいることを、この首筋に篭められた緊張から見て取れます。
そして何より、セクシーで良いです。

アルター ブラック羽川 06

そして、セクシーといえばこの大胆に顕となった胸。
豊かなボリュームで柔らかそうな母なる台地が中腹までディスカバリーされています。
両側の腕に挟まれて引き寄せられていることもあって、中央に形作られた絶景なる渓谷が我々エロスを求めて彷徨う冒険家達の探究心を掻き立てます。

アルター ブラック羽川 21

挑発するかのような顔でこのような胸元を顕示されるのですから、もうたまりませんね。冒険したくなっちゃいますね。
この角度から見ると、鼻の高さも良く判ると思います。

アルター ブラック羽川 22

そして、視線をググっと下ろしてみると、ささやかながらも確かに開けた肌色ゾーンが。
この窪み――もしや。

アルター ブラック羽川 23

母なる平原の中央部にある秘境、おへそではございませんか。
腹スキーの大好物であります。ごちそうさまです。

アルター ブラック羽川 24

もう我慢ならないので、一旦台座から引っぺがして、立ち上がらせて覗き込んじゃいました。
腹チラとかご馳走過ぎてもう拝む他ありませんでした。ここに女神様が降臨されたのだと思ってしまったほどに。

アルター ブラック羽川 07

タイル状の台座に置かれた右手は、すらりと長い指先に先の尖った爪がいかにも猫っぽさを主張しているようです。

アルター ブラック羽川 08

丸められた左手も、親指と小指が立てられて鋭い爪がチラリと覗きます。

アルター ブラック羽川 09

印象深いのがこの右足。
親指が驚くほど内側に曲がり、強く地を踏みしめている様子を表現しています。
そして、人間の足とは思えない爪の鋭角な形状が獣のイメージを際立てています。

アルター ブラック羽川 10

背後から見た右足。
踝から土踏まずにかけては紛れも無く人間の足なのに、指の長く鋭い形状が人間離れして見えて奇妙。

アルター ブラック羽川 11

こちらは左足。ガッシリと体重が乗っているため、強く歪められています。
そして、ゆったりしたパジャマらしく尻周りはセクシーさとは無縁のボテッとした印象になり、シワが大きく寄っていて、だからこそ中にある秘境に想いを馳せてしまうというものです。そこに、想像以上のものがあるのではないかと期待してしまうのです。

アルター ブラック羽川 12

右脚は横に伸ばされているためパジャマはシワシワですが、対照的に左脚は体重がぐっと乗っているので腿が張って、その密度がパジャマのゆったり大きく作られた生地すらも押し返すほどに膨らんでいるため、その形状がハッキリと見て取れて、充分にセクシーです。
その薄い生地にパンツのラインがクッキリと浮かび上がって……を期待しましたが、その辺りに分割線が入っているためちょっと残念。

アルター ブラック羽川 13

台座の後ろ側に半分程度切り取られたように作られたマンホールの真ん中には、猫っぽいマークの入った意匠が施されているのもコミカルで面白いですね。

アルター ブラック羽川 14

そして背後に回ると、大きく広がった長髪が大ボリュームで展開されています。
これだけの物量なので、一部に髪パーツの接着部分が見受けられますが、それほど目立たなくなっていますね。流れる美しい曲線が描かれているため、近づいてじっくりピンポイントで見るよりも、ちょっと離れてフォルムを楽しんだ方が良いですし。

アルター ブラック羽川 15

下から後ろ髪を見上げると、それは対峙するものを威嚇しようと毛を逆立てているようにも見えます。

アルター ブラック羽川 16

PVC製の髪なのでシャープさはやや欠けますが、表情豊かな構成なので、先程も書いたように遠目で見た方が良いのでシャープさなんて気にするだけ野暮かもしれませんね。

それでは〆にフリースタイル。

アルター ブラック羽川 17

アルター ブラック羽川 18

アルター ブラック羽川 19

珍しくレタッチかましたので、ちょっと怖くなり過ぎました。