マックスファクトリーの「けいおん!」第4弾。いよいよ主役の中の主役、平沢唯の登場です。
メインを張るキャラクターながら、その常人離れした感性と適応力、状況に流されないマイペース、と思えて意外な場面で流されまくる不思議ちゃん。
このような特異なキャラクター性を持っていながら、今までのフィギュア作品は制服姿やライブ衣装などの、彼女のちょっとズレた感性が見た目から伝わってくるものは無かったように思えます。
そこでこのマックスファクトリー版は、その流れを打ち破る、まさに唯というキャラクターだからこそ許されるかのような思い切った衣装での登場です。第1期の7話で見せた衣装とポーズを再現し、彼女の感性が弾けた一瞬を切り取っています。一見すると奇妙なチョイスですが、他にない唯らしい魅力の詰まった作品となっています。

MAX スク水サンタ唯00
メーカー(販売元)マックスファクトリー
原型制作なかやまん
スケール1/7スケール
パッケージサイズ17(W) x 13(D) x 27.5(H) cm


まずはパッケージ。

MAX スク水サンタ唯 パッケージ1

MAX スク水サンタ唯 パッケージ2

シリーズも第4弾となり、すっかりお馴染みになったデザインです。
それぞれがイメージカラーをベース色にしていますが、唯はピンク、赤系統ですね。ピンクは紬と被りますが、こちらはよ強い赤がベースになっています。より主張が激しいキャラクターだからなのかもしれませんね。
また、こちらもシリーズ共通の1/7スケール。より一般的な1/8サイズのスケールフィギュアに比べるとやや大きく、一段とボリュームがある印象です。


8方向より。

MAX スク水サンタ唯 回転1

MAX スク水サンタ唯 回転2

MAX スク水サンタ唯 回転3

MAX スク水サンタ唯 回転4

MAX スク水サンタ唯 回転5

MAX スク水サンタ唯 回転6

MAX スク水サンタ唯 回転7

MAX スク水サンタ唯 回転8

上半分と、下半分の季節感がこんなにも好対照の恰好は滅多に見られないでしょう。
上はサンタの衣装なので、冬らしくもこもこで暖かそうで、顔と、ややルーズな首周り以外の肌の露出はほぼシャットアウト。赤と白のコントラストの強いカラーリングも目に映えます。
対して下半身は太腿からつま先まで一切の衣装を纏わない素足。ここだけ見ると夏の最中のような印象を受けるほどです。その健康的な脚を惜しげもなく晒し、力強く踏ん張るように肩幅よりも少し大きめに広げている姿は、浮かべた表情とあいまって、まさに威風堂々。自分のこの姿が可愛く決まっているのだと自信満々のようです。
気持よく真っ直ぐに正面に向かって伸ばされた左手と、どうだと言わんばかりに腰に当てられた右手、ややふんぞり返るように上半身は反らされ、その体勢を支えるためにガッシリと地を踏みしめる筋の張った脚。ハイティーン少女のボディが形作るナチュラルで魅力的なラインを見事に反映させているため、比較的素直な立ちポーズながらも、あらゆるアングルから見応えが感じられます。
そして、見逃せないサンタ服の側面入った縦線。パッケージ等からも明らかであり、間違い無くこの作品の大きな売りであるために、ご覧いただいている方はもうタネがバレているでしょうが、それは敢えて後ほど。お楽しみは後回しで。


それではピックアップしていきます。

MAX スク水サンタ唯01

顔については前の3作品でもそうだったのでもう当然と思えてしまうほどですが、紛うことなき唯の顔、そしてアイプリントの再現度になっています。髪の表現は近づくとモッサリした感はあるものの、それを気にしながら見なければ違和感のないようにまとめられていて、さすがPVC完成品の特性をよく理解し、多くの実績があるメーカーの作品だなぁと感心します。
口はちょっと他ではなかなか見られない表現ですね。完全に白い歯で埋まっていますが、歯の境界線をきっちりと付けるのではなく、左端にだけ少しラインを引いて、歯であることを示しています。イラストでは常套手段ですが、立体作品だとちょっと物足りない印象があります。だからといって両端につながるラインを引いてしまうと表現がキツくなり、無邪気そうな笑顔が、やや怖い印象を含めてしまうでしょうから、妥当な落とし所だと考えるのがいいのでしょう。
頬のラインもイラスト的なアプローチで、フィギュアとしてはやや特殊ながら、違和感なく収めていて唯らしさをちゃんと感じられるのがいいですね。
サンタ帽などの白いファー部分のモコモコとした凹凸は、その素材感をほどよく再現しています。

MAX スク水サンタ唯02

左顔。
こちらの角度からもその表情が翳ることは全く無く、そのままの顔に見えます。ベストバランスで立体化されている事が窺えます。
鼻の高さや位置も程良いと思います。唯の可愛らしい顔付きが一切損なわれることなく再現されているようですね。
サンタ帽からチラリと出た前髪や、頬の横に流れる髪が可愛らしさをより引き立てていて、帽子を被っているからこその魅力がプラスされていますね。

MAX スク水サンタ唯03

右顔。
やはりこちらも安定していい表情が見られます。
ただ、口の端に描かれたラインがこちらからは見えにくいので、口を開けているのに白くて、塗り忘れているかのようにも見えてしまい違和感が出てしまいますね。
対してこの角度からは細い首のラインと、少しはだけたようにも見えるルーズな首周りから鎖骨が見え、セクシーさも感じられるのがとてもよろしいと思います。

MAX スク水サンタ唯04

わずかにアングルを上にずらし、鎖骨周りを見やすくしました。
見え隠れする際どい配置と、強い白と赤のコントラストが間近にあるのが演出としてナイスです。

MAX スク水サンタ唯05

やや背後に回りこむと、リボンのように結ばれた肩紐の下に、もうひとつ黒っぽい肩紐が見え隠れしているのが判ります。このチラリズムがたまりません。

MAX スク水サンタ唯06

後頭部からみると、唯の髪型って意外とツンツン系なのかなと思えてきますね。
性格はツンツンというよりも、ビンビンといった系統ですが。って、よく判らない言い回しですね。

MAX スク水サンタ唯07

再び右側面へ回りこみ、サンタコスチュームをやや見下ろすアングルで。
やや陰をわかりやすくしていますが、厚手の衣装のワリにはボディーラインが浮き上がっています。予想外なだけにドキッとしますね。

MAX スク水サンタ唯08

アングルを下げ、腰に当てた右手あたりを。
チラリと見える肌色成分がそそられます。

MAX スク水サンタ唯09

こちらは左手のピースサイン。
素直に上へ立てるのではなく、やや斜に構えて不恰好なピースになっているのもアニメの絵に忠実で、唯らしい仕草がよく表現されています。

MAX スク水サンタ唯10

背後をやや上からのアングルで。
少しはだけるようなサンタコスチュームの襟からチラリと覗く肩の肌色がセクシーであり、視線を下に移すとやはりその衣装からは意外なほどに浮き上がった尻の形状にドキッとさせられます。
着衣エロの粋を見せつけられたかのようです。

MAX スク水サンタ唯11

左側面から全体を。
サンタコスチュームの側面に走るラインはもちろん、袖の付け根部分も見逃せない分割があります。もちろんこれは製造の甘さではなく、お楽しみギミックの為のものですが。

MAX スク水サンタ唯12

そしてこの健康的な脚がたまりません。
普段は黒いストッキングに隠された唯の脚は、それはそれでそそるものがあるのですが、やはりこうして生足を見せつけられると隠された魅力が溢れ出したかのようですね。
このけいおん!という作品は、ハイティーン少女らしい細すぎなく肉感が適度にある脚がきちんと描かれた、脚フェチにとっても得心が行く描写がなされるために楽しめたひとつの要因だったのですが、このフィギュアシリーズもまさにその点に於いては見事な再現度。脚フェチ御用達と言っても良いほどの良作に仕上がっています。
第1弾として登場した律の脚が殊の外素晴らしいものでしたが、唯も引けを取らない見事な生足の持ち主であることが、同じ原型師さんによって証明されました。毎度良い仕事をしてもらえて、足フェチとして大変嬉しいです。
そして台座についてはシリーズに一貫した、タイトルロゴとイメージカラー、担当楽器のシルエットの構成。足の裏にあるダボ穴は片足に2つ、両足で計4つの一般的な仕様となっています。

MAX スク水サンタ唯13

背後からの生足。
膝裏の表現こそ省かれているものの、太腿からふくらはぎへのラインが実に素晴らしく、特に踏ん張りの利いた際のふくらはぎのボリュームがよく表現されていて、大変おいしそうです。
そのすぐ下は足首に向けキュッと締まってき、くるぶしの突起があり、やや小振りな足がある、非の付け所がない見事な脚造形。ごはんはおかず、が持ち歌のひとつである唯ですが、ワタクシはこの唯の生足をおかずにしてご飯3杯食べられそうですよ。

MAX スク水サンタ唯14

そして、サンタコスチュームと生足の境界線がハッキリと分かれていたため、まるでその下には何も付けていないのかと期待させる姿でしたが、いやいやその下はもしかすると何も付けていない場合よりも惹かれる姿をしているのではないかと、こうしてローアングルから覗き込むことで期待させてくれます。

MAX スク水サンタ唯15

そして、あわれ唯はその衣装を脱がされてしまうのでした。
このように肩紐を軸として前後に分割する仕様ですが、左腕の袖は別パーツになっていて、下側から分離します。

MAX スク水サンタ唯16

そして現れたのが、その美しき日本の伝統的な形状の水着姿。いわゆる旧スク水です。
愛好家にとっては裸よりも興奮する、今や伝説となったその神々しい姿に感動するあまり、つい涙をこぼしてしまうことではないでしょうか。
身体のラインが損なわれることなく顕になったのを証明するかのように、ヘソの形状がハッキリと浮かび上がり、腹フェチも大興奮です。足フェチであり腹フェチであるワタクシはもう興奮を抑えきれないあまりに、ごはん5杯目に突入しそうな勢いです。もうすっかり満腹ですよ。
しかし、ここからが本番なのです。まだまだいくよー。うんたんうんたん♪

MAX スク水サンタ唯17

どうでしょうかこの体型。
少女から大人の女性に変化するまさにその中間に位置する、熟しはじめのボディーは瑞々しさもたっぷりでたいへんおいしそう。
こんなボディーを見せつけられて、当人は自慢気にピースしてるのだからもう据え膳食わぬは男の恥という心境になってしまうのも致し方無いというもので、誘っているんだろうと勝手に決めつけてしまいそうになりますよね。唯の無邪気さが仇となる――恐ろしい事態に陥ってしまいそうです。唯ちゃんにげてー
と言いつつもやはりベッドの上で泳がせたい欲求を必至に抑えながら、じっくりとその神々しい姿を、全身をくまなく舐め回すように眺めさせていただこうではありませんか。

MAX スク水サンタ唯18

背後から見える、肩甲骨の突起と背筋の窪み、フィットしまくりの水着によって浮き上がった腰回りから尻に向けてのラインと肉のボリューム、そしてスク水からこぼれ落ちるように膨らんだ臀部下部の肉から生足へのライン。見所がありすぎて一日では回りきれずタイムアップになる観光旅行のようです。
伝統的なスクール水着姿でもあるので、まるで修学旅行の舞台となっていた京都の国宝クラスの建築物と引けを取らないほどの、美しい和の様式美を目にしたかのような感動が得られるというもの。

それではここからは自由行動としますので、みなさんが思うまま、感じるがままそれらの美しい景観の探索に没頭できるよう、気の赴くままに時間を使って、その名所を探訪していってください。

MAX スク水サンタ唯19

MAX スク水サンタ唯20

MAX スク水サンタ唯21

MAX スク水サンタ唯22

MAX スク水サンタ唯23

MAX スク水サンタ唯24

MAX スク水サンタ唯25

MAX スク水サンタ唯26

MAX スク水サンタ唯27

MAX スク水サンタ唯28

MAX スク水サンタ唯29

いやー、すっかり心の旅をしてしまいましたね。
さすが日本有数の超人気作品のヒロインである「かわ唯」と、日本を代表する有形文化財である「旧スク水」の夢のコラボレーションです。あまりにも圧倒的な芸術性に相対し、打ち震えてしまうのも仕方が無いほどの感動を与えられましたね。紛れもない国民的アニメの国民的ヒロインの強大な実力をまざまざと見せ付けられました。

以上、マックスファクトリー版「平沢 唯」のレビューでした。


平沢唯 (1/7スケール PVC塗装済み完成品)
平沢唯 (1/7スケール PVC塗装済み完成品)

Max Factory 2011-07-09

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