アルターよりリリースされた、人気ゲームのシリーズである「シャイニング・ウィンド」より、竜人族の仙女である「ホウメイ」のフィギュアのご紹介です。

アルター ホウメイ 00
メーカー(販売元)アルター
原型制作矢遠 双嗣
スケール1/8スケール
パッケージサイズ31(W) x 26(D) x 28(H) cm


まずはパッケージ。

アルター ホウメイ パッケージ 1

アルター ホウメイ パッケージ 2

ボリュームのある作品のためかなり大きめです。具体的な数字は上のプロフィール表に記載しています。
デザインは同シリーズである「クララクラン」に準じており、共通化されている点も多いように見受けられます。
サイドにはキャラクターデザインのTony氏の絵が掲載されていますが、デザインの元となった絵柄ではなく、キービジュアルの立ち絵です。


続いて8方向。

アルター ホウメイ 回転 1

アルター ホウメイ 回転 2

アルター ホウメイ 回転 3

アルター ホウメイ 回転 4

アルター ホウメイ 回転 5

アルター ホウメイ 回転 6

アルター ホウメイ 回転 7

アルター ホウメイ 回転 8

素晴らしいボリュームのある作品ですね。1/8スケールという言葉を鵜呑みにすると、飾るスペースを見誤るのは必至です。
また、この台座でよくもバランスが取られて固定できるものだと驚く仕様。絶妙すぎる重心の配置です。
そのために、かなりの丁重な取り扱いが必要な作品とも言えます。
これだけの思い切った仕様ですから、多角的に見所豊かで情報の多い作品になっていますね。


ピックアップしていきます。

アルター ホウメイ 01

ほぼ正面の顔。
いわゆる「キツネ目」が、いかにもTony氏らしい絵柄そのままに再現されていると思います。
前髪はやや造形のダルさを感じるところですが、ぴっしりと細かく揃えられているためそれほど目立ちませんし、他があまりに圧倒的な情報量なのであまり気にならないのが本音。普通の美少女系フィギュアは顔でその魅力が大きく左右されますが、他に魅力がありすぎて些細に感じてしまうという規格外の作品といった印象です。

アルター ホウメイ 02

右からの横顔。
凛としていて勝気な性格が良く表現されています。
耳についても、かなりリアリティ溢れる造形となっていますね。

アルター ホウメイ 03

左からの顔。
ゲーム内では、その豊富な知識と状況判断力から「軍師」として活躍する彼女ですが、その役回りに相応しい狡猾さを感じる怪しい笑みに見えます。

アルター ホウメイ 04

後頭部。
二重に服が形作られていてボリュームたっぷりで、髪を縛った妙な形のアクセサリは独特のパステル調の色彩があります。
首周りにチラリと見える服の模様が、金色で美しいプリントで描かれています。

アルター ホウメイ 05

軍師が振る羽根の扇は、茶系で独特の風合いを持たされています。
羽根のモワモワっとした形状がよく表現されており、二重になっていることからもなかなかボリューム豊かな一品になっています。

アルター ホウメイ 06

右に流れるように配された腰の帯にも美しい金色のプリントがなされています。

アルター ホウメイ 07

振袖部分には鶴の飛ぶ姿がプリント。
いたる所で豪華な模様が施され、大変見栄えがします。着物を身に纏い、美しい和風の模様が散りばめられている服装を着ている事から、同メーカーが一部のフィギュアをリリースしている「百花繚乱」のシリーズを思い出させられます。

アルター ホウメイ 08

インクを敢えてまばらに散らせて塗ったような振袖の先から見える手のひら。
色は塗られていませんが、爪の造形まできっちりと行われています。

アルター ホウメイ 09

このフィギュアに於いて大きな見所である、美しくも肉感的なフォルムの、両の素脚です。
こちらは後ほど多角的に見ていきましょう。じっくり楽しみたい部分です。

アルター ホウメイ 10

掲げるように上げられた右のつま先。
上品さと妖艶さを併せて感じる形状ですね。

アルター ホウメイ 11

左のつま先は、水龍の形をした台座の頭部の下に隠れるようになり、軽く支える形となっています。
こちらも爪がリアルに形作られていますね。こういったリアリティが、素足である事を強調し、よりセクシーに感じられる要因となっていて素晴らしいと思います。

アルター ホウメイ 12

水龍型の台座。
この形だけでこれだけ幅のあるフィギュアが支えられているので驚きです。尻の下のほぼ一点で支えているため、これは理にかなったポーズということが言えるのでしょう。腹筋は相当強くなければいけない気がしますが。

アルター ホウメイ 13

腰から下に付いていて、大きく拡がったマント状の着物の裾。
ちょっと気味の悪さすら感じる、目のような模様がたくさん並んでいますが、光沢が感じられる塗装で存在感はバッチリですね。

アルター ホウメイ 14

さてここで、付属品をひと通り見ていきましょう。
向かって右側には、直前に紹介したマント状の着物の裾があります。
それよりも注目したいのは、左側にある小さい突起がいくつか付いたパーツ。
こういった突起が付けられたパーツは他のメーカーの作品で見た記憶がありますし、これって先ほどまでに掲載した写真でも見掛けた形状と色ですよね。ということは、つまり……

アルター ホウメイ 15

キャストオフされました。
こちらの作品、驚きのキャストオフ仕様です。アルター作品としては少なくとも自分が所持する中では初めての公式キャストオフ仕様。
二重に服を着ているように見え、それは可視できる部分だけ作られているのかと思いきや、ちゃんと内部まできっちり服として作られていたのです。
手首から先しか見えず、脚に比べて露出が極端に少なく、腕フェチにはやや残念なデザインだなと思いきやここで大どんでん返し。腋の部分まで腕がまるごと見える、露出度たっぷりのノースリーブ服に大変身で腕フェチも大喜びですね。

アルター ホウメイ 16

マント形状のパーツはABS製で、腰の一番細い部分にハメ込むようになっているのですが、ABSという素材は硬く、変に力を入れると割れてしまうのでこれが一苦労。それほど厚さもないし、大きく拡がった形状であるために、ハメ込む作業にかなり気を使います。破損したらどうしようもありませんので、説明書に書かれている事を良く見て、それに従ってゆっくり確実にハメ込んでいきましょう。
このフィギュア、この点も含めて確認しなければならない点が多く、久々に付属の説明書無しでは完成させるのがお手上げだっただろうと思わせるシビアな仕様のフィギュアでした。
それはともかく、こうして顕になった身体の形状がハッキリと出るチャイナ風の服によって確認できた、その胸のボリュームは決してぺったんこと言うほどではないように見えますね。
とってもセクシーな脚に比べると、不釣合な程度しか無いのは間違いないですが。

アルター ホウメイ 17

改めて、キャストオフできるパーツをじっくり見ていきましょう。
このように、袖の部分がパックりと分裂します。ただし、下の部分だけが完全に分かれ、上の部分は先端が接着されているために無理に全てをひっぺがすと元に戻すのが難しくなりますので注意しましょう。
また、腰に固定するジョイント部分はズレ易いので、きっちりと噛み合う所で押し込みましょう。咬み合わないところで無理に押し込むとジョイントが折れてこれまた元に戻すのが難しくなるでしょう。
色移りの心配も含め、キャストオフ仕様は魅力とリスクが共存しているのが悩ましいところです。よくリスクとして存在するデザイン上の違和感(服の異様なボリューム感など)はかなり抑えられているので、それだけでもキャストオフ仕様にしては良く出来ていると思います。

アルター ホウメイ 18

もうひとつ、取り付けるパーツである羽衣ですが、説明書からはちょっとどの位置に通すのか判りづらかったので写真を用意。
このように、袖の下をくぐるように通します。
そんな事より褌で締め上げられた尻が気になりますかそうですか。奇遇ですね、ワタクシもですよ。

アルター ホウメイ 19

先ほどの付属パーツ写真では判りづらかった2つのパーツを改めて。
先に紹介した羽根扇ですが、片側にはこのように元イラスト通りの札がくっついています。表面と裏面で見た目の印象が変わるのが面白いですね。
また、右側にある小さなパーツは先程までの写真では髪の形状を見たかったので割愛していた、冠のパーツです。
前髪の上の部分と、冠に仕込まれた磁石で貼り付くようになっています。

アルター ホウメイ 20

そして台座を単品で。
ダボ穴などはなく、底面を拡げるパーツなどもない、ただこれだけで本体を支えているという想像を絶する仕様です。
これが、ちゃんとした所に載せればちゃんと安定するのだからまた凄い。デザイン力の高さをかんじさせてくれます。アイデアも見事ですね。
しかし、ずっと飾っておくには心許ないですし、破損しやすいABS製のパーツ(着物の裾や、羽衣、そしてこの台座自身)がありますから、長期間飾る際には台座の下に強力な両面テープを付けるなどして、きちんと固定させたほうが良さそうです。汚れるのを覚悟の上なら、ホウメイ本体と台座が接する部分も両面テープなどで接着しておくのがいいかもしれませんね。
また、この台座はクリアパーツのために光の入り方によって様々な色彩に見えます。透明度も高いので、光で遊んでみたい気にさせられます。

アルター ホウメイ 21

実際に台座に載ったところ。
半ばにある、くねっとした部分に尻を載せます。やや斜めに載せるようになっていますので、判りづらい場合には水龍の頭の形状になっている部分に左足の甲を宛てがってから、尻の載る位置を探るようにしていくといいでしょう。

アルター ホウメイ 22

着物の裾を取り払って、ほぼ正面のアングルから。
チャイナ風のドレスですが、裾が短すぎる超セクシーなデザインであることが判ります。スリットが入っているってレベルじゃないですね。

アルター ホウメイ 23

左側面から。
水龍さんナイスガード、って言いたくなるような配置です。

アルター ホウメイ 24

いやぁそれにしても凄いバランスです。
こうやって見てみると、両手を後ろにしてバランスを取っているのが良く判りますね。
着物を着て扇を持っていた時とはだいぶ印象が変わって見えるのがまた面白いところ。

アルター ホウメイ 25

台座から下ろして、そのまま下に置いてみます。
するとこのように、左脚のくるぶしと両手で支えるようになり、尻は少し浮き上がるようになります。
まるで扇情的に誘っているかのような……ホウメイさんはかなりの変態さんに思えてきました。

アルター ホウメイ 26

浮いている尻の下に羽根扇を入れてみましょう。
こうすると安定しますが、これはこれでなんだかエロイ。
素晴らしいですホウメイさん。あなたこそ女神エロスです。

アルター ホウメイ 27

そして、ある意味パンツよりもエロティックな褌姿。いやこれは紐パンと言ってもいいレベルですね。
チャイナドレスと紐パン褌の組み合わせってもうどれだけ勝負服なんですかホウメイさん。これがいつも着ている服装なんだからもうびっくりですよ。

アルター ホウメイ 28

ちょっと面白いフォルムだったので、立たせてみました。
さすがに普通では自立しないので壁に寄り掛からせていますが、何かエキゾチックな踊りを踊っているかのような、芸術的なようなシュールなような不思議満載のポーズに見えますね。

アルター ホウメイ 29

そしてこのポーズです。
もう一見して「これをやらずして何とする」って脚のポーズでしたからね。やらざるを得ないじゃないですかね。

アルター ホウメイ 30

本当にありがとうございました。

最後に素敵な脚技も披露していただいたホウメイさんですが、その美しくもエロティックな脚の魅力はもちろんのこと、圧倒的なボリュームと情報量、そしてアルター作品としては珍しいキャストオフ仕様、絶妙なバランスを維持する台座の形状とクリアパーツの色合い、何よりもホウメイファン待望のフィギュアのリリース。
扱いづらさのある仕様と、アルターらしいといえばらしいハイクオリティな作り込みと豪華なパーツによって釣り上がったお値段がネックと感じられるところではありますが、その上で期待に応えてくれる魅力たっぷりの作品であることは間違いありません。
ごちそうさまでした。

あ。それと、ヒトコト言わせてください。

ホウメイって、もっと幼女っぽい見た目じゃありませんでしたっけ?


いや、こうしてホウメイのフィギュアが出てくれただけで良しとしましょう。他のメーカーからも、同作品のヒロインが軒並み立体化される中、その衣装が仇になってか全くと言っていいほど立体化されてこなかったのですから……

わらわは満足じゃ! (CV: 斎藤千和)