今回は、セガの「シャイニングシリーズ」最新作の「シャイニング・ハーツ」より「マキシマ」フィギュアのご紹介です。
シャイニング・ハーツはまだゲームの発売から半年弱ですが、既に各メーカーから次々とフィギュア作品が発表され、発売に至っています。シリーズとして人気が確立しているとはいえ、かなりのハイペース。そして、驚くほどのバラエティーです。
メインのヒロインを差し置いて、他のキャラばかり立体化されていますが……で、メインヒロインの2人は、フィギュアよりも購入のハードルが高い1/3スケールのドールとして登場しているという。――というかあれ? メインヒロインは3人(選択制)じゃなかったっけ?
まあ、ボッチにされたアミル(個人的には一番好き)は今後フィギュアで素晴らしい作品としてリリースされることを切に願うとして、少なからずTony氏イラストのフィギュアを購入しているワタクシにとっては、購入したくなる作品がどんどん出てきてくれることは嬉しい反面、軍資金と居住スペースを着実に削っていってくれるのでなかなか悩ましくもある状況となっています。
――いやまあ、6月発売予定となっている、ずっと立体化に不遇だったあのドラゴネレイドのツンデレちびっ子の発売が楽しみすぎて仕方ないんですけどね。軍資金も居住スペースも大きめに削られる仕様ですが。

さて、今回紹介する「マキシマ」は黒髪ロングでポニーテールで切れ長の目という、なかなか好みに合致したデザインのキャラであり、キービジュアルのポーズがストライクだったので、そのイラストそのままで立体化されたこの作品の発売はかなり楽しみでした。
再現性も高く、満足の出来となっています。

コトブキヤ マキシマ 08
メーカー(販売元)コトブキヤ
原型制作磨田圭二朗
スケール1/8スケール


まずはパッケージ。

コトブキヤ マキシマ パッケージ 1

コトブキヤ マキシマ パッケージ 2

定番のシリーズですから、デザインも共通化されているところは多いですね。
店頭購入なので値段のラベルが付いているのはご愛嬌で。(外さない主義)
キービジュアルも好きですが、パッケージ正面に描かれた、どことなく拗ねたような表情に見えなくもない顔がたまらなくストライクです。パケ買い(衝動買いの一種)もやむなしレベルです。(こちらもキービジュアルのようですね)


続いて8方向――じゃなくて7方向。1方向からの写真がなぜか大量にブレていて、それに気付いたのは仕舞い直した後だったので、情報としては横2つと別段変わらない内容でもあるため割愛しました。

コトブキヤ マキシマ 回転 1

コトブキヤ マキシマ 回転 2

コトブキヤ マキシマ 回転 3

コトブキヤ マキシマ 回転 4

コトブキヤ マキシマ 回転 5

コトブキヤ マキシマ 回転 6

コトブキヤ マキシマ 回転 7

すらりとした痩身を最も美しく見せているかのような立ちポーズ。
直立ではなく、わずかに右側にひねられているのが美しさをより引き立てている要因かと思います。横顔美人は素敵です。
彼女が纏った服装は、正面からは胸元のボリュームが強調される覆い方がされていて、横や背後からは腋から背中に掛けてが大きく開けられて肌色率が高くなるという、Tony氏のデザインの巧妙さ(エロティックな意味で)が存分に発揮されていて実に素晴らしいものです。
清楚な振る舞いに、一見似つかわしくない剣の存在感が、いわゆる「美少女と武器の組み合わせ」好きな人にはたまらなく好きでしょうね。
ポニーテールがふわりと右に浮き上がっているところが、流動感があって良いと思います。


それではピックアップしていきます。

コトブキヤ マキシマ 01

まずは顔と正対するように。
実績豊富な定番シリーズであり、シャイニングシリーズのフィギュアはコトブキヤの作品群においても安定したハイクオリティと噂されていますが、それは嘘じゃないと思わせる造形クオリティとイラスト再現性。
瞳の描き方に於いてはもう貫禄の仕上がりと言っていいのではないでしょうか。
前髪のシャープな造形も特筆モノです。この辺りの要素が非常に目立ちますし、フィギュアを購入するかどうかの決め手になったり、満足感にもほぼ直結するため、その点においてはほぼ100点を付けられるでしょう。
パッケージ越しにここだけ見たら、デコマスと相違ないと感じたほどです。

コトブキヤ マキシマ 02

右からの顔。
こちらからの表情を非常に期待していたのですが、思ったよりかは左目に違和感が出てしまっています。
もうちょっとこちらに視線が来ているようになれば良かったんですけどね。
しかしこれについては例によって二次元イラストからの三次元化の弊害があるでしょうから仕方ないでしょう。
全体としては良くまとまり、バランスも良いと思います。前髪に比べるとダルさの感じる、頬に下がる髪の先端がちょっと残念なぐらいでしょうか。
塗装の精度はコトブキヤ製品ですから言わずもがな、見事です。

コトブキヤ マキシマ 03

左側から。
こちらから見ると完璧なバランスに見えます。これはちょっと意外でした。
こちらからの顔も個人的には好きなので問題なしですが。
鼻はかなり小さく作られていますが、Tony氏絵らしい顔付きにするにはそれも必要要素でしょうね。
また、こちらのアングルからは横顔を楽しみつつ、胸の谷間を正面から拝みつつ、左の腋も眺められるというかなりの充実ぶり。横を向いてしまっているので、この角度をデフォとして飾るのはちょっと考えにくいですが、個人的にはこちらをオススメしておきます。

コトブキヤ マキシマ 04

胸から腹に掛けて。
模様が細かく綺麗にプリントされています。
このフィギュアで使われている黒の塗料はどうもワタクシの撮影環境と相性がそれほど良くないようで、質感があまり良く表現できませんでした。また、腕の茶色い塗装に立体感が無いのがちょっと残念だなぁと思ってしまいましたが、これは元イラスト通りなので仕方ないですね。

コトブキヤ マキシマ 05

左の指にはカードが挟まれています。カードのプリントはこちらも、とても小さなパーツながらそれと思わせない細かな描写がされていて素晴らしいですね。さすが、自社製プラモデルのデカールでも高品質に定評のあるコトブキヤ製品です。
もちろんこのカードは別パーツとして付属されているものですが、人差し指と中指の間のカットは非常に浅く、カードの端が辛うじて入る程度だったので、個体差もあるでしょうが、安定させるには接着するなり、カッターなどでカットをもう少し深くしておくのがいいと思います。実際、何も加工していない状態で撮影を始めたら、配置を動かすごとに落下して面倒なことになりました。

コトブキヤ マキシマ 06

そして大きな見所のひとつが、この左腋の下から背中に掛けて大きく開かれた部分。
女性の身体が描き出した肉感的な美しい曲線が、エロティック満載で目を楽しませてくれます。

コトブキヤ マキシマ 07

耳には銀色の耳飾り。
耳と一体化しているような感じでちょっと違和感がありますが、別パーツにするのは難しいでしょうからね。
髪型が分割線を感じさせない前髪デザインなのがいいですね。まるで狙ってデザインされたかのような。
シャイニングシリーズはフィギュア化されることを前提としてキャラクターデザインされていても全く不思議はないので、そんな事もあるのかもしれません。

コトブキヤ マキシマ 09

胸の周りを重点的に。
服装が寄せて上げる感じであることと、痩身とのギャップで、極端に大きいわけでもないですがボリュームを感じさせます。いいですね、美しく見せる努力をしているのって。

コトブキヤ マキシマ 10

いやまあこのカットを撮影した意図については、お察しいただくこととしましょう。

コトブキヤ マキシマ 11

再び背中。
このぐらいの位置からみると一瞬、乳丸出しなんじゃないかと思ってハッとしてしまいますね。腋の下の開き方が大胆すぎて。
腰紐がリボン状に大きく結ばれているのも、Tony氏デザインらしい気がしますね。

コトブキヤ マキシマ 12

手には柄までシルバー一色の刀が。

コトブキヤ マキシマ 13

ポニーテールの先端は、くるりとカールがかかっていて可愛らしい感じに。しかしこれを見ると凄い長髪なんですね。解いたら地面に着くくらいなのではないでしょうか。
そのポニーテールを結わえたリボンがまた随分と長いですね。先端の形状がちょっと気になります。まるで某イカ娘の触手みたいな。

コトブキヤ マキシマ 14
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スカートの形状が面白いですよね。こちらはなんというか……やっぱりイカコスプレしてるのかこの人?

コトブキヤ マキシマ 15

隙間だらけで簡単に見えそうで、実は見える角度が限定される、防御力が低いんだか高いんだかよくわからないスカートです。

コトブキヤ マキシマ 16

足元はちょっと驚きの仕様。
台座と靴(ブーツ)が完全に一体化しているようです。恐らく別パーツを接着していると思うので分離しようと思えば出来るでしょうが、見事なフィット感ですし。
その配色からついシャチを思い出しますね。――やっぱり水棲生物ですかそうですか。

コトブキヤ マキシマ 17

手に握られた刀は、なかなかの尺があります。ツバメ返しでもするのが似合いそうなくらい。

コトブキヤ マキシマ 18

これは趣味のカット。
ポニーテールのくるりとひねられた形状を撮るのがなかなか難しかったので、こんなアングルが良いかなと。

コトブキヤ マキシマ 19

そして、イカの足のようなスカートの中にある半透明のスカート。(パニエ的な何か?)
こちらは単体パーツとして取り外せます。というか、例によってフィルムが挟まっているので言うまでもなく分かるのですが。

コトブキヤ マキシマ 20

背後からの秘境。このシワ表現はコトブキヤの良心。

コトブキヤ マキシマ 21

前方より。
装飾性を重視しているのはいいですが、大胆すぎやしませんかねその切り取り方は。

コトブキヤ マキシマ 22

などと見ていたら、刀の切っ先がこちらを向いていたのですが。
無表情に見えて凄く怖いですし。

コトブキヤ マキシマ 23

左手に挟まれたカードを取ると、これはこれで絵になるポーズに見えますね。
まるで、別れの挨拶でもするかのような。