今回はメディアミックス化が進む「ブラック★ロックシューター」のフィギュア作品のひとつとしてリリースされた、主人公ブラック★ロックシューターのライバルキャラクター「デッドマスター」の、huke氏イラスト準拠の「オリジナルバージョン」です。
デッドマスターのフィギュアがリリースされたのは、マックスファクトリーのfigmaに続いて2作品目。今回はより見栄えのする1/8スケールフィギュアでのリリースです。

GSC デッドマスター ov05

メーカー(販売元)グッドスマイルカンパニー
原型制作緋路
スケール1/8スケール

パッケージはこちら。

GSC デッドマスター ov パッケージ1

GSC デッドマスター ov パッケージ2

約一年前にリリースされた「ブラック★ロックシューター (ロックカノンver.)」と対比する作品であるため、当然ながらコチラもなかなかのボリューム。ただ、縦と横のサイズは大きいですが、前後の厚みは意外と薄かったです。
フタの耳(左右に付けられた余剰部分)が大きいので、開くときにやや強い力が必要です。一点集中して力を掛けてつまんで引っ張ると、フタの一部が破れる可能性がありますので、箱を綺麗に取って置きたい人は気を付けましょう。


8方向より。

GSC デッドマスター ov 回転1

GSC デッドマスター ov 回転2

GSC デッドマスター ov 回転3

GSC デッドマスター ov 回転4

GSC デッドマスター ov 回転5

GSC デッドマスター ov 回転6

GSC デッドマスター ov 回転7

GSC デッドマスター ov 回転8

鎖も付属していますが、アレは苦手なので割愛します。
本体とは別パーツとして封入されているのは、鎌、左手に持つ(浮かぶ)ドクロ、ドクロを支えるダボ付きの差し替え指パーツ、そして背中の羽根左右2つです。
羽根が取り外せるとなるとなるほど、確かに前後のボリュームはそれほどではありません。結果、パッケージの前後ボリュームが節約できたのでしょう。
対して、上下左右のボリュームはなかなかのものです。特に、台座が暑く、ツノもあるキャラクターなので、上下の高さは相当なものです。左右や前後ほどはスペースに困らないでしょうが、棚やラック、多段ショーケースなどの天井のある場所へ飾る際には難しいかもしれません。1/8スケールながら、30cm近い高さが必要となりますので。


それではポイントごとに。

GSC デッドマスター ov01

お顔。
この独特の瞳の書き方が、huke氏のイラストが元となったキャラクターらしいデザインですね。オリジナルバージョンの特徴でもあります。
独特なせいで、広く一般受けはしないかもしれませんが、ブラック★ロックシューターだけでなく、ゲーム「Steins;Gate」のキャラクターデザインでも活躍され、同作が高い人気を博したこともあり、既に馴染みのある方も多いことでしょう。
と、独特の描き眼ではありますが、再現性は高いです。
ですが、軽く開けられた口は赤の単色で塗られているだけであり、むしろ唇なのかどうなのかも見分けが付きづらい印象。パッとしません。これはやや残念でした。
髪は細く掘り込まれ、独特の風合いと質感がありますが、こちらはB★RSシリーズの通例とも言えるABS製のためと言えます。その質感やシャープな造形と引き換えに、柔軟性に乏しい素材なので、落下させてしまったり、何かに引っ掛けたりして引っ張ってしまうと折れやすいため、取り扱いにはより注意が必要です。

GSC デッドマスター ov02

右側の横顔を、やや下からのアングルで。
いいですね。この角度から見てもバランスが良く、素敵なお顔です。
そして、背骨を模したツノがまたとても精巧に造られていて、塗装もリアリティを感じさせる見事なものです。

GSC デッドマスター ov03

左側から。
やや表情が変わって見えますね。ワタクシの大好物です。
この縦ロールした髪が、うねるように造形されているところが素晴らしいですね。そしてABS製の髪だから出来た再現性の高さとも言えるでしょう。
黒一色ながら、多くの皺が作られた服はそれぞれに多種多様な陰影が付き、立体感に富んだ素晴らしい物になっています。全体的に黒っぽいので色彩としては目を引きませんが、造形がとても細やかで豊かな情報量を持っているため、充分な見栄えがしますね。

GSC デッドマスター ov04

右側ほぼ真横から。
これまた良いお顔です。冷酷さを感じますね。独特の瞳のデザインが、強い眼力を生んでいて、相対するものが身震いするほど恐怖を掻きたてられます。
こちら側の縦ロール髪もまた素敵な造形。また、張りのある胸を引き立てる皺がまた悩ましい印象。それほどボリュームはなさそうですが、スレンダーボディのために目立ちます。ほぼペッタンなB★RSさんとは対照的とも言えますね。

GSC デッドマスター ov06

左手に付けるドクロ。
このドクロが別パーツなのはもちろんとして、指パーツもドクロを付けるためダボ付きの別のものが用意されています。親指の付け根から取り替えるようになってます。
ただ、この指先のダボがかなり薄いので、取り付け時に変な力が入ると折れてしまいそうで怖かったです。指先が大きくなると違和感が強くなるので致し方無いとは思いますが、せっかく別パーツですのでドクロの後頭部を一部剥ぎ取るような形でも良かったんじゃないかなぁと、素人考えながら思いました。
ドクロ自体の造形および塗装は見事なものです。この大きさで、かすれて白く剥げたような塗装を施しているのが驚きです。

GSC デッドマスター ov07

右手。
大鎌を持たせる際には注意しましょう。折り曲げられた薬指と小指はここから曲がりませんので、大鎌のほうをくるりと回して挿し込むようにします。挿し込む際に無理に指を曲げようとすると折れかねませんのでお気を付けください。
大釜の塗装もまた、銅の緑錆が浮かび上がったかのようなリアリティ溢れる素晴らしさです。

GSC デッドマスター ov08

背後。
別パーツの羽根がポイントです。
さてこの羽根に付いても、取り付ける際には細心の注意を払ってください。個人的には、一番取り付けに気を使いました。ダボに入れるのがそれなりに固く、指で持った時に手前の羽根が掌に干渉するので強く握るのも難しく、反対側の手で本体を支えるにも持つ部分によっては破損しかねないので、聞き手とは逆の手で両脚を軽く支えながら、羽根の付け根の下側をつまんで、ゆっくりと無理をしないように入れていきました。上をつまむと羽根が掌に干渉するのでオススメできません。

GSC デッドマスター ov09

後頭部。
繰り返しますが、ABS製の髪らしい素材感とエッジです。

GSC デッドマスター ov10

背中をピンポイントで。
前は全面が覆われて、肌が顕になっていない代わりに、背中はこのように大きく開けられていて、大変にセクシー。
特に、腰のあたりのくぼみと、その下に掛けて切れ込んだところがわずかに隙間が開いているため、その先が見えるのではと期待して覗き込んでしまいます。

GSC デッドマスター ov11

大釜の柄の先端。こちらも背骨をモチーフにした形状が、見事に再現されていますね。

GSC デッドマスター ov12

改めて腰の奥の深淵を覗くかのように。
黒一色で目立ちませんが、さりげなく付けられたリボンがキュートな印象をプラスしていて、暗い雰囲気の中にも、ちょっぴりの女性らしい華やかさを演出しています。

GSC デッドマスター ov13

正面に回りこんで、ワンピースのスカート部分。
背後もそうですが、正面がまたすごく細やかに、多方向へと皺が造られていて、とてもダイナミックな印象を受けます。黒一色であるのに、まったく単調に見えません。凄いの一言です。

GSC デッドマスター ov14

やや左側に振って。
ここにちらりと、黒一色の服装の中にあって唯一、ワンポイントで白いリボンが見えます。
パッと見では見えない位置にあるのがまた憎らしい演出ですね。
暗闇に染まった彼女の心に残された、わずかな純真な乙女心が残されているのを表している、といったところでしょうか。いずれにしても可愛らしくて良いですね。

GSC デッドマスター ov15

胸元。
正面から見ると防御力は高そうですが、上から覗き込むと、ちゃんと谷間が拝められます。鎖骨も美しく成形されていて、背後と共に、セクシーな女性の肌と肉体美を堪能することが可能です。

GSC デッドマスター ov16

かなり難しいですが、隙間からお腹を覗き込むも出来ます。人によっては見ないかも知れない場所ですが、ちゃんとヘソや下腹部の凹凸が造られています。こちらもセクシーで大変よろしいですね。

GSC デッドマスター ov17

おしり。
スレンダーボディに相応しい、ボリュームには乏しいながら、張りのある綺麗なおしりです。

GSC デッドマスター ov18

足元。
すらりと伸びた綺麗なふくらはぎですね。

GSC デッドマスター ov19

大鎌もかなり豊かなデザインで、作りこまれている造形で見栄えがします。

GSC デッドマスター ov20

デザインのみならず、質感がまた素晴らしいですね。見てるだけでゾクゾクします。

GSC デッドマスター ov21

台座は、約一年前にリリースされた「ブラック★ロックシューター (ロックカノンver.)」と同様に、岩肌もリアルな単体でも素晴らしい造形物。ひび割れた表現もリアリティに富み、その情景をより鮮明に、ワンシーンとして頭に浮かばせてくれます。

GSC デッドマスター ov22

台座の中心部に抉られるように作られた亀裂が特に見所です。

GSC デッドマスター ov23

大鎌を単品で。
これひとつでも美術作品として充分に通用しそうなほどの出来映えですね。

GSC デッドマスター ov24

背景を紫にして、見下すような視線をいただくアングルで。
Mなワタクシにはご褒美です。

GSC デッドマスター ov25

背景紙に使っている紫色の和紙を、シャッターが開いている間に上へ引き上げながら撮影。

GSC デッドマスター ov26

ホワイトバランスをやや青に倒し、逆光気味にして撮影。

GSC デッドマスター ov27

こちらは黒い和紙で上と同様の事をしています。


以上、グッドスマイルカンパニーからリリースされた「デッドマスター -original version-」のレビューでした。


デッドマスター -original version- (1/8スケールPVC塗装済み完成品)デッドマスター -original version- (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

グッドスマイルカンパニー 2010-11-27

Amazonで詳しく見る
by G-Tools