撮っていて楽しすぎて、レビューという形で完成するまで3日を要しました。
撮影して掲載、を2度繰り返して追記し、3度目で本文を追加して完成です。
ここまで長丁場になったのは初めてでした。いつもは撮影したら、その写真について言いたいことがあるからと早くレビュー本文を作りたくなるのですが、この作品はそれ以上に「まだこれを撮ってないから撮りたい! レビュー書くより早く撮りたい!」と気持ちが先走り、本文は後回しになってしまったのです。
それほどまでに個人的なツボにハマって、なかなか抜け出せなかった作品です。
このレビューによって、その感覚が伝わったなら嬉しいですね。

アルター バディ08

メーカー(販売元)アルター
原型制作乙山法純(スノー☆キャット
スケール1/8スケール

パッケージ。

アルター バディ パッケージ1

アルター バディ パッケージ2

重厚な色と、様式美を感じさせるデザイン。派手さはないものの、目を引きますね。
原作は未経験なため、どんなキャラクターなのか全く解らないのですが、一見して惚れ込んだ一目惚れフィギュアでした。パッケージデザインも、その勝手に植えつけた妄想のキャラクター性を外れないもので、開封の期待を否が応にも高めてくれました。


それでは8方向から見ていきましょう。

アルター バディ 回転1

アルター バディ 回転2

アルター バディ 回転3

アルター バディ 回転4

アルター バディ 回転5

アルター バディ 回転6

アルター バディ 回転7

アルター バディ 回転8

鎌は別パーツ。他、台座以外は分離および可動する部分はありません。
パッケージもそれほど大きくなかったですが、ほぼ直立のポーズなのでそれほど横幅はかさばりません。ただ、鎌を持つためにある程度の幅は出てきます。
長い後ろ髪も独特のうねりを持たせた形に造られているため、横へも、後ろへもボリュームは出ています。
ただ、飾る上で邪魔と思うほどではないでしょう。
造形としては顔から上半身、下半身へとひねりが加えられているため、様々な角度からそれぞれの表情が楽しめ、見所が多くなっています。一見すると大人しいですが、見れば見るほど味の深みが感じられる秀作と言えるでしょう。


それではポイントごと見ていきます。

アルター バディ01

顔。
出来がどうとかはもう言うだけ野暮ですね、まいどご馳走様です。
この瞳ですこの瞳。凍てつくように無感情に、しかし確かな強い意志を宿したようなこの瞳。
大好きです、ええ。最高ですよ、ええ。
このあたりは完全に好みの範疇なのでこのくらいに。
特筆すべきはこの口元。一見無表情に見える顔ですが、先端をキッと結んでいるのが判別できるほどに絶妙な形状となっています。これは原型の確かさと、それを完全に再現するメーカーの互いの高い技術力がなせるものでしょう。素晴らしいです。
パッと見では特に惹かれない人もいるでしょう。でもじっと見定めれば、すぐにその魅力に取り憑かれてしまうかもしれません。そのくらいに、堂に入ったお顔を見せてくれています。
個人的にはこの顔だけでもかなり満足です。

アルター バディ02

そしてその表情は、横へ向けていくごとにまた深みが増していきます。
無表情だったはずの顔に、憂い、怒り、苦しみが湧いてくるように見えるのです。
このようなタイプの表情の転移が、ワタクシの大好物です。何度も言いますが、最高です。
幾度となく繰り返して相対的にその言葉の価値を下げてしまったとしても構いません。だって最高なんですから。
で、レビューとしての視点でいきますと、肌と衣装の配置が絶妙で、程良く隠された部分からふんわりと色気が匂い立ってくるようで、すごくセクシーです。
この、乳の付け根と腋がチラリと見える辺り、申し分のないバランス感覚です。すごく惹かれます。その隙間に鼻を突っ込みたくなって仕方ありません。
――とまあ個人の嗜好が先立ってしまいましたが、他にも決してボリュームに富んでいるとは言えないものの、形が良いと確信できる乳房を、フィット感のよい服が絶妙な皺を付けることによって浮き立たせています。着衣エロここにあり。
塗装についても、細かい模様まできっちりと描き分けられているため、じっくりと見つめても萎えることのないリアリティを感じさせてくれ、心から堪能できます。

アルター バディ18

フェティシズムの方にオススメのポイントがここ、脇腹のスリットです。
官能的でとても良いですね。腕を包む布面積が大きい分、身体に大胆なスリットが入っているのがさらに目立ってきます。すごく肌が顕になっているように見えてくるのです。
このあたりは、あのセイバー・リリィにも通じるところがありますね。
首を覆う布があるため判りづらいですが、鎖骨の段差も綺麗に作られていて、鎖骨のチラリズムも楽しめます。

アルター バディ04

右顔はこのように。
視線が反対を向きますが、それだけに一歩引いた第三者としてその美しい姿さを鑑賞できます。
ここで口の形を再度確認していただきましょう。単なる真一文字ではないことが、こちらからはよく見て取れます。中心がやや下に窪んで、下唇がふくらんでいるところに、口を強く結んだ様子が見て取れます。
唇に色は付いていない、女性の色香を感じさせないと思いきや、その薄いながらも丸みを帯びた形状と、わずかに艷めく様は美しさを充分に感じられるものです。

アルター バディ05

細い腰から、健康的な太股に至るラインに沿って広がる吹くと、その上に作られた皺。
その下にある肉体を想像させ、大いに妄想させてくれるリアリティを有しています。
手前にパカリと開いた服のデザインが扇情的でもう堪りませんね。
個人的には、その向こうに隠された素晴らしい肉体を想像してもらいたくて、この写真では可能なかぎりその肉体に当たる光を遮断し、隠蔽しています。
どうぞ思うがままに想像してください。そこにあるエデンを。

アルター バディ17

さてここからは指フェチの本領発揮。
のまえに、手首の辺りにも施されている見事な装飾をご覧ください。これほどまでに細かい仕事まで抜かりないのが、さすがと言う他ありません。
違和感のないほどに精緻に造られているため、通常はそれほど目立たない程度の埃が乗ってしまっているだけでもリアリティを削ぐ結果になるという有様。なんという撮影者泣かせのフィギュアでしょう。本当にありがとうございました。

アルター バディ13

そしてこの指先である。
爪にピンク等の塗装はされていません。肌色に、わずかに朱が差しているかどうかな、程度です。これは唇の色も無いこと、また、肌の色が薄く白いこの少女の姿には必要の無い演出であることを認知しているからこその結果でしょう。色を引くことで、透き通るような彼女の美しさを覆い隠してはいけなかったのです。

アルター バディ14

形状としては、大鎌の柄を支える左手が特筆です。
あえてべったりとその柄を触れるのではなく、小指で軽々と支え、他の指は離しているこの仕草から、彼女が見た目に反し軽々とその大鎌を振り払うことが出来る力を有しているのだと教えてくれます。
彼女が死を司るデスであり、この大鎌がデスサイズであることは、この所業を見せ付けられたなら確信が持てますね。
大鎌を振るうことなどどうということはないと、涼しい顔をする彼女は言葉にせずとも語りかけてくれています。

アルター バディ15

大鎌の取っ手の先端は、ブルーの宝玉が埋め込まれています。綺麗な透明パーツを使用されているため、これだけ見ても美しいです。しかしこれだけアップにすると判別しづらいですが、この宝玉パーツ大きさはホンの3mm程度。上下で挟んだの金属を模した形状部分を全て含めても、その幅は1cmにも満ちません。それでこの再現性です。いやいや感嘆の息が漏れてしまうというものですよ。

アルター バディ06

この一枚はコメント云々は抜きにして、全体として完全に好みど真ん中ストライクを狙ったもの。個人的には一番気に入っています。

アルター バディ27

背後に回りまして、フェティシズムの皆様お待ちかねの肩甲骨ですよ。
前方は絶妙な表面積の布に覆われ、上半身で肌の色を楽しむことはあまり出来ませんでしたが、後ろはこんなにも大胆に露呈され、形状の豊かな肩の周りの造形を存分に楽しむことが出来ます。至れり尽くせりですね。
肩甲骨はもちろん、脇から例のスリットに掛けて、そして少し浮き上がった服の隙間から臨める胸へ至るライン。そして細く収斂していく腰に向けて引かれた背のラインに象られた窪み。
ごちそうさまです。とてもおいしゅうございました。

アルター バディ20

スカートの先端に付けられた飾り、そのクリスタルのような鋭角的な宝玉もまた美しく造られています。素人には文句の付けようがありません。

アルター バディ07

こちらも趣味写真。顔以外には濃い陰影を付け、顔を浮き立てています。

アルター バディ28

後ろ髪。ふわりと広がる美しい桃色の髪。
さらりと先端まで伸びていると思いきや、その両端には一房ずつロールを形作っているところに、キュートな印象をプラスさせています。
明るい桃色の髪とは対照的な、漆黒のリボンのアクセントが目を引きます。このギャップがまた可愛いんですよね。

アルター バディ29

顔の辺りから股にかけて見下ろすような形で。
美しいボディーラインが濃縮して楽しめます。

アルター バディ08

TOPにも使った趣味写真。
暗闇から浮き立つようなイメージで濃厚に、下は暗くローキーな印象で、顔を中心とした上はハイキーに仕上げました。

アルター バディ09

大鎌です。
鋭さよりも禍々しさを強く感じるデザイン。柄の周辺を切り取ると、コウモリが羽根を広げているように見えますね。

アルター バディ23

お遊び写真。

アルター バディ25

改めて背後を。両端の髪が形作ったロールが良いアクセントになり、彼女の地味でスマートに見える印象に、可愛らしさと華やかさを追加しています。

アルター バディ26

脚。
これがまた素晴らしい。乙山氏の手掛けられる脚は本当においしそうです。水着十兵衛で存分に堪能させていただきましたが、いやいや、良いものは何度見ても良いものですな。
水着十兵衛は素足の味わいが存分にあり、舐めまわしたくてたまりませんでしたが、こちらはこちらでピッタリと一部の隙もなくフィットしたストッキングの、隠されたことによるエロティシズムが濃密に纏わり付いています。
特にこの膝裏造形ですよ。ええ、この膝裏ですよ。もうたまんないねこりゃ。
舐めまわしてストッキングに大量の唾液を含ませてしまうこと必至です。と共に、彼女の染み込んだ汗と体臭が染み付いていると想像したらもう……もう!

アルター バディ10

そんなワタクシは、この大鎌で首を掻き切られたほうが世のためかもしれませんね。
良からぬ想像を察したのか、彼女の顔がとてもマジモードに見えます。

アルター バディ22

膝裏もいいですけど、膝の突起もね!
本当に素晴らしい足のラインを作ってくれますね。足フェチ御用達となること請け合いでしょう。

アルター バディ21

そしてブーツがこれである。
上品な本革製であることは容易に想像できますね。いや恐れ入ります。
台座はクリアパーツで、中心は裏側に凹凸が付けられ、そこに歯車の模様が描かれています。

アルター バディ11

超広角の趣味写真。わざとゴーストを出して遊んでみました。

アルター バディ12

最後に、最近よくやってるシルエット付きの写真で〆。
大鎌が映えます。


ありがとうございました。最後にもう一度――最高でした。GJ。


君が呼ぶ、メギドの丘で バディ (1/8 PVC塗装済み完成品)君が呼ぶ、メギドの丘で バディ (1/8 PVC塗装済み完成品)

アルター 2010-11-19

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