今回はアルターのさささささささみさんをご紹介。

そんな感じに、(棗)鈴でなくてもめんどくさくて正しく言う気にならないような、そもそも親にどれだけネタ扱いされて命名されたのかと同情してあげたくなるくらいにアレな名前の持ち主ですが、巷に蔓延るキラキラネームとやらに比べれば、見たまんまで正しく読めるだけマシじゃないかとか思ったりしちゃったりなんかしてまあ、結局めんどくさいから「紫ささみ」とでも呼ぶと良い感じがしてきました。いやそんな呼び方すると某「紫もやしと呼ばれる知識人」が思い浮かんだりするかも知れないがまあそれはそれで。

なんて酷い扱いから入りましたが、ワタクシは佐々美がこういう立ち位置のキャラだと認識しておりますので、こういうキャラはとことんいじり回すようにしています。執拗にいじります。時には言葉でいじり、時には肉体的にいじります。
「この貧素な胸が何を言うか」と言って、佐々美がムキーッってなったところをすかさず、その慎ましすぎる胸を揉みしだいて「大きくなれよー」(◯大ハンバーグ)と念じてあげるんです。
――ええ、こういういじりがいのある娘が大好きです。

などと、褒めてるんだか貶してるんだかよくわからない序文になりましたが、気を撮り直してレビューをどうぞ。

アルター佐々美12
メーカー(販売元)アルター
原型制作森川裕光 & 明田川昇
スケール1/8

まずはパッケージより。

アルター佐々美 パッケージ1

アルター佐々美 パッケージ2

座りポーズなので、やや珍しい「高さが幅や奥行きよりも短い」パッケージとなっています。
他社と比べ、比較的大きめのパッケージとなることが多いアルター作品の中で、かなり異色な形状です。
さらには上部のデザインが正面にあっても違和感のないようになっているので、つい上部を手前に置いてしまいそうになるのでした。
アルターの「リトルバスターズ!」フィギュアとしては2作目になりますが、1作目である「能美クドリャフカ」とは、大まかなデザインは共通化が計られているものの、先述の通りの形状の差異や、青空が使われていたクドに対して佐々美は夕焼け空の橙色となっているので、かなり違う印象も受けます。佐々美の名前の横に、トレードマークである頭のリボンが飾られているのが可愛らしいですね。そういえばクドの時はコウモリの髪飾りでした。やはりデザインコンセプトは共通していますね。
となると――髪飾りに特徴のあるキャラはもう小毬(星型の髪飾りとリボン)くらいしか思い当たらないので、そのあたりで打ち止め感があるのですが、まあそこはこれ以上詮索しないことにしましょう。


8方向からぐるりと見ていきましょう。

アルター佐々美 回転1

アルター佐々美 回転2

アルター佐々美 回転3

アルター佐々美 回転4

アルター佐々美 回転5

アルター佐々美 回転6

アルター佐々美 回転7

アルター佐々美 回転8

特徴としては、座ったまま手前に脚を投げ出し、更には股を開いているために、無防備にもお召し物が完全に顕となっているところがまず挙げられます。
誘っているんでしょうかね。
まあ、自分の女としての肉体にコンプレックスを持っているに違いない彼女としては、こうでもしないと注目されてもらえないんじゃないかと強がっているからこそ、このような大胆不敵な行為を実行しているとも考えられますが。
そこまでしても、結局「いや、お前のなんて見ても嬉しくないし」と切って捨てられるのが“いじられキャラ”の宿命。そして彼女は一瞬本気で傷つくのですが、基本的にはおバカさんなので、次の瞬間には「あんちくしょう、今に見てなさいよ…!」と捨て台詞を吐きつつ、女に磨きをかけるはずが鍛えるところを間違えて、腕っ節ばかり強くなって、さらに女性的な魅力から離れていってしまうのでしょうね。

さて、勝手なキャラクター設定を捏造するのはこのくらいにしておいて。 <いい加減、ファンを怒らせると怖いので

ポイントごと見ていきましょう。

アルター佐々美01

お顔。
はい。いつものとおり「アルタークオリティですね」の一言で片付いちゃいそうな、精緻で再現率の高い仕上がり。ツリ目にふさわしいクッキリとした上まぶたの線が、強気の性格を良く表現しています。
髪の造形もPVC完成品としては極めてシャープ。ツンツンした彼女のキャラクターを損なわない、良いツンツン髪となっています。

アルター佐々美02

横顔。
良くも悪くも子供っぽさを強く残す顔付きですが、それが気の強さを「ウザさ」に直結させず、どこか「子どもらしい可愛らしさ」に置き換えてくれる絶妙なニュアンスを含んでいます。このあたりの表現は、さすが「子供(ロリ)キャラ」の造形を得意とするお二人(森川氏&明田川氏)の共作だなと実感させてくれます。

アルター佐々美03

本人はもうしかすると妖艶に誘っているつもりなのかも知れませんし、女の子の可愛らしい仕草を精一杯取っているつもりなのかも知れませんし、“猫キャラ”らしく自然とこのような手の形になってしまっているのかも知れませんが、子供っぽく丸々としてぷにぷにした手がたまらない可愛らしいです。

アルター佐々美04

猫の耳をモデルとしているであろう特徴的な形のリボン。ツンとして凶暴性を隠さないものの、どこか甘えるチャンスをうかがっている彼女のモチーフとしてはこの上ないデザインと言えるでしょう。
さらにそこからツインテールとか、強気キャラの代名詞が詰め込まれていてぶっちゃけ、すごく可愛いですよさささみさん。
でも、猫キャラはライバルである鈴が強烈にアピールしているので、さささささみさんは陰に隠れてしまっている感が……しかたありません、いじられキャラなんですもの。

アルター佐々美05

胸元のリボン。
こちらは制服の一部ですので、クドと同様のデザインです。
しかし、リボンの下のボリュームの無さっぷりまでクドとどっこいどっこいなのがステキですね。

アルター佐々美06

スポーツ能力に優れていると、胸に脂肪が付きにくいですが、代わりに太股は発達する傾向にあります。
なので、ささささささみさんは健康優良児のそれよろしく、胸は貧相でも、良い太股の持ち主として成長してくれています。しかも、絶対領域をもたらすオーバーニーソ着用という鉄壁の装い。
“脚モデル”役だったら間違いなく主役になれる素材でしょう。
でも、そんな役回りは存在しないのが“いじられキャラ”の宿命。脚だけ登場するメインヒロインなんてキワモノ、このゲームには必要とされていないでしょうし……

アルター佐々美07

しっかし最高ではないですかこの太股ムッハー!

アルター佐々美08

ですが、足フェチであると同時に指フェチであるところのワタクシは、右手のこの丸々っとぷにぷにっとしてる右手も無視できないのでありまする。
左手もそうですが、右手にも爪の造形あり。指を曲げることによって、よりそのぷにぷに感が増しており、もうにぎにぎしたいのなんの。

アルター佐々美09

後ろ姿を見てみると、その視界のほとんどは紫色のロングヘアーで覆われます。
そこに、ゴスロリチックなリボンのアクセントが効いていますね。
子どもっぽい容姿に、ゴスロリな柄のリボンと、体躯に見合わないほどに長い髪が絶妙なブレンドで、彼女の個性を表しています。

アルター佐々美10

しゃがんでいると、このように地面に付いて広がるほどに長い髪。髪が長いことを印象づけるために、とても良い表現だと感じます。佐々美の特徴を引き出すためにおすわりポーズにしたのは正解なんだろうなと思います。
ほどよく広がりを持たせるように、各所にスキマが空いていて、柔らかさが感じられますね。

アルター佐々美11

足先の革靴と台座。
革靴(ローファー)の塗装は、いかにもそれっぽくていいですね。
台座はクドのものとは色違いで、ほぼ同じデザイン。

アルター佐々美13

最後に、このフィギュアでやりたかった一枚。
意図はお察し下さい。ご覧のとおりです。