菜の花の黄色に染まった4月の半ばに訪れてから約5ヶ月ぶりに再訪しました。
今回は巾着田の代名詞、秋の彼岸のシーズンに咲く赤い花「曼珠沙華」を目標にしての来場でした。

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巾着田の曼珠沙華は、最寄り駅である「高麗(こま)」駅を有する西武鉄道が各駅の構内に数多くのポスターを貼り出してアピールをしており、そのおかげもあってか知名度は非常に高く、来場者は予想を遥かに超えるほど。
同じく西武鉄道が強くアピールしている、5月の秩父芝桜と比肩する規模のように感じました。

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その高麗駅には、ご覧のように垂れ幕や幟も用意され、アピールに余念がありません。
もはやアピールする必要もないのではないかと思うほど、大量の人が巾着田に向かって歩を進める姿を見ることになり、これから行う撮影を目標としている面々としては、ちょっとこれ無理なんじゃないかと思わずにいられないほどでした。

そして駅から15分ほど歩いて、開場の巾着田に到着。

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この曼珠沙華シーズンは、春の菜の花の時と違い、西武鉄道が大きくアピールするほどの重要な観光イベントとなっているようですので、本会場内は200円の入場料が必要となっていました。
入場口に到るまでの道にも、このようにそれなりの密度の曼珠沙華が見れたりもしますが、さすがに本会場内の咲いている密度はこれを上回る見事なもの。やはり入場してこそのイベントです。
今年は例年以上に気温の高い夏であったこともあり、開花時期が遅れていたようで、秋分の日を過ぎてようやく半数ほどの株が花開いている状態でした。

通路はとても狭く、双方に行き交う人がすれ違うだけでやっとの幅。そこにやはり撮影目的でカメラを構え、撮影を行う人があらゆるところで思い思いにとどまっているため、スムーズに通行ができない場所も頻発。
こんな場所では単なる撮影に留まらない行為は出来るはずもないので、群生する場所を離れない上で開けた場所を探しました。
そして唯一と言っていいような、川原沿いの広い場所を見つけ、撮影を始めたのです。

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はい、また梨花ちゃんです。もうどんだけ好きだよって言われそうですね。
いや、曼珠沙華のイメージからして、梨花ちゃんは合うだろうと考えての持参です。それに、白い服は鮮やかな赤に映えるからです。ちゃんとこのロケーションに合致する理由があるんですよ。
――まあ、それ以前に大好きですけどね。

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今回は赤を浮き立たせるため、コントラストを高く、暗がりはより暗く落としています。他に曼珠沙華を印象深く撮影されている写真も参考にさせていただきました。今回の撮影会の発起人である、いつもお世話になっている野外撮影プレイマスターのledmb4da(AZURE)さんも、そのような仕上げをするとおっしゃっていたので、まんまとそれに乗っかってみた次第です。
曼珠沙華の濃い赤は血をイメージさせるので、血の発生する作品およびキャラクター性を内包しているフィギュアをチョイスしていきました。

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こちらはアルターのクララクラン。特別、血をイメージするキャラクターではありませんが、戦場の華として第一線で戦うこと、それでいて美しく華麗であること、白が基調となったデザインであることなどからイメージが合致したことや、まだ野外撮影で撮影していないこともあり、持参することにしました。
撮影を行った頃はまだ朝の頃合いで太陽の上がった角度が低かったので、強く陰影を付けやすかったこともあって、印象深くなるよう意図的に陰を深く付けていたりしています。

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こちらもほぼ同様の理由で持参した、グッスマのセイバー・リリィ(アヴァロン)。
戦いの華である美しき姫君は、血の赤に染まる戦場でもなお美しくある、みたいなイメージを狙っています。
100%太陽光での撮影なので、イメージ通りに光が入ってくれていない感じもありますが、デフューザーやレフなどでコントロールする技術も余裕もないので、こんなところでご勘弁を。

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個人的にぜひやりたかったのがこの、コトブキヤの戦場ヶ原ひたぎです。
強烈な個性と美貌を持ち合わせた彼女なら、曼珠沙華のように鮮烈な印象を持つ華に合うだろうと思っていたからです。それに、この何とも言いがたい表情とポーズが、この景色の中でどのような化学反応を起こして画となってくれるのか、期待していたこともあります。
写真の構図や光のコントロールは煮詰まっていない感が拭えませんが、持ってきて良かったと思える結果になりました。どのような印象が与えられたかは、見る方各々の受け取り方に委ねます。

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そして登場しました、我らが万能戦士のアルパカさん。
前述のとおり、その真っ白ボディが映えるだろうとの期待もあり、また、アルパカマスターを自他共に認めるGaroさんが同日にいらっしゃるだろうとの話がありましたので、同じ素材でどれだけ違う写真をアウトプットしてくるのか、ぜひ見比べたいとの意図もあり、このように他よりも多いくらいのバラエティを用意しました。

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そしてこの謎コラボである(ドヤッ

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ねんぷちFateのへたれセイバーが、今頃になってツボにハマってきていたので、最近は持ち歩いていたりしていたために今回、イメージと合わないだろうとかそんな事は全力無視で撮影。

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ガチでカワイイんですけどこの生物。

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などと若干の閑話休題も挟みつつ、曼珠沙華とフィギュアの化学反応を楽しむ撮影会(ワタクシ個人のテーマでしたが)は、なかなかの満足感を得て終了しました。
いつもは行わないような現像も意図的に行えたので、収穫の秋らしい結果となり、たいへんありがたく思います。

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このシーズンは、有料の曼珠沙華ゾーンだけでなく、秋の代表的な花であるコスモスも広い敷地に咲いており、来訪者は合わせて楽しむことが出来ます。さらに金額を支払うことで、コスモスの摘み取りおよび持ち帰りも行えるサービスも実施されています。
春には菜の花も楽しめ、夏や冬にも見所があるというこの巾着田は、撮影スポットとしてかなりオススメの場所と改めて言えそうです。
(もちろんフィギュアやドールの撮影に向いているとは言い切れませんが)
東京都心から電車一本(池袋から西武線にて)で、順調に行けば一時間程度で訪れることができる場所で、これだけのロケーションがあるのが大きなアドバンテージにもなっているのでしょうね。

以上、巾着田の曼珠沙華撮影会でした。
同行者のお二人は、同じ場所にいながら全く別の撮影をされていましたので、ぜひそちらもご覧ください。(下記リンクより)

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