今回のレビューは、MaxFactoryの“エロティシズム専門”ブランドであるネイティブ(native)の作品を取り扱います。
一線を突き抜けた(否定しようのない)エロティック表現を惜しみなく注ぎこみ、『高い性的欲求に応える』作品をリリースしてくれています。
PVC完成品のメーカーとしては、ある意味で一線を超えており、購入する前にそれなりの注意と覚悟を必要とする作品ラインナップのため、一般流通は行われず《予約受注生産の通販専門》のみの提供方式を取っています。
それだけのものですから、購入者も限られているため完全受注生産にしている、という理由もあるのでしょうが。
それだけのものであるからこそ、妥協のないクオリティにて提供してくれる、フィギュアファンとしては見逃せないメーカーでもあります。

と前置きしていながら、ワタクシは初購入だったりしますが。

今までのラインナップは、求めているところと少しズレがあったことや、店頭購入主義者のため受注生産方式に二の足を踏んでいたり、今ほど購入欲が旺盛ではなかったことなど理由は幾つか挙げられますが、今回のこの作品についてはサンプルで一目惚れしました。
理由はそれに尽きます。

作品の原題となっている、鳴子ハナハル氏の画集「少女マテリアル」の存在は発売前の情報段階で知っていましたし、元イラストも前より目にしていましたが、それを置いても心に突き刺さるインパクトを持って、購入欲を強烈に刺激してきました。

汚物を見るような瞳の色で見下す視線に悶えるのが趣味の変態野郎にはたまりませんでしたよ。

――完全受注生産品ですので、レビューで紹介させていただいて、もしも「欲しい!」となった場合にも、残念ながら購入先をご提案できないのが大変心苦しいのですが、買えたら買えたで見下される快感で心にダメージを負うこと請け合いなので、それは運が良かったのかもしれませんよ。

ワタクシは、この作品が入手できた幸せをガッシリと噛みしめておりますが。



それでは、僭越ながら写真と共に紹介させていただきます。

ネイティヴ 少女S 18
最初から丸見えとかなんぞ、と言われそうな気もしますが、最初から覆うものなど何も無い仕様なのでどうしようもありません。
相手は最初から攻める気MAXなので、ここは甘んじて受け入れましょう。


メーカー(販売元)ネイティブ
原型制作 マックスファクトリー
スケール1/7


それではパッケージを。

ネイティヴ 少女S パッケージ1

ネイティブ作品といえば、この化粧箱。中にまさかあのような方向性のフィギュアがあるとは思えない、と良く耳にしますが、まさにその通りですね。

ネイティヴ 少女S パッケージ3

化粧品さながらの仕上げですね。

ネイティヴ 少女S パッケージ2

対象年齢18歳以上の文字と共に【対象年齢未満のお子様には、絶対に与えないでください】の注意書きが目を引きます。
「絶対に与えないでください」という表現が――妙なことを想像してしまいそうになりましたよ。

ネイティヴ 少女S パッケージ4

ご開帳。観音開きの蓋を開けると、中には最初から攻める気MAXな娘がいらっしゃいました。
右に見えるのは、元イラストをポストカードにした封入特典。


ぐるりと回転してみていきましょう。

ネイティヴ 少女S 回転1

ネイティヴ 少女S 回転2

ネイティヴ 少女S 回転3

ネイティヴ 少女S 回転4

ネイティヴ 少女S 回転5

ネイティヴ 少女S 回転6

ネイティヴ 少女S 回転7

ネイティヴ 少女S 回転8

最初から全方位エロティックとは何事かと。
やや小振りながらハッキリと主張する、形の良いバストと、その頂にある桜色の蕾が、見る者の視線を釘付けにせんと襲いかかってくるようです。
その上部からは、目が逸らせないでいる変態野郎の醜態を嘲笑い、存在価値を粉砕するべく射ぬくような視線が降り注ぎます。
攻撃的な瞳に恐れをなして目を下に向けると、胸から続く肉感溢れる腹や腰回りの美しいラインに惹き込まれ、引き続き醜態を晒すことになってしまうのです。
見えそうで見えない、引き伸ばされた逆三角形の向こうにあるはずのエデン。回りこんだならそこには、弾力を感じさせるほどに盛り上がった丘陵と、そこから切れこむように沈み込んだ禁断の谷間。その深淵を覗き、唯一の防壁となっている薄布を剥ぎ取る勇気など、彼女の視線に射ぬかれて既に骨なしチキン野郎に成り下がった身に宿るはずもありません。
それでいて、なお挑発的にスカートを指に掛けたまま、勿体付けるようにした仕草。そして、誘うように上を向けられた右足の爪先。

もう何なのさこの色欲生成魔女。早くも精力を吸い取られまくりで息も絶え絶えでございます。


のっけからぶちまけすぎて、もう脳内とろけてどうしようもないので、ここからは説明に没頭します。

ネイティヴ 少女S 01

顔。アイプリントの綺麗さと、鋭い視線と表情の再現度はハイレベル。クリアが塗られていて、なまめかしさも感じられる仕上がりとなっています。
顔の輪郭や、イチゴを咥えた挑発的な口元の形状など、元イラストの雰囲気を見事に立体化しています。独特なチークの塗り方もポイントでしょう。
それに引きかえ、髪の塗装は粒状感が残っているため、やや残念です。


ネイティヴ 少女S 02

口元のイチゴを外すと、このような口の形状になります。イチゴは先端を口の奥に押し込んではめ込むようになっています。
外している時は、舌の形状と色が見て取れるようになりますので、違和感は一切ありません。むしろこちらのほうが蔑んでいる感が増すので、個人的に好きです。
鎖骨の形状も素晴らしいです。そして胸は――後ほど改めて。


ネイティヴ 少女S 05

少しずらしたアングルから。
顔、口、胸の造形が見事であることが解っていただけるでしょう。


ネイティヴ 少女S 04

逆方向から少しアオリ気味に。
口の中はイチゴを咥えるために、かなり奥までくり抜かれているため、結果としてリアリティが増しています。上の歯もアクセントとなって、口の造形は数多のフィギュアと一線を画す造形美を有しています。


ネイティヴ 少女S 03

腹からパンツ、太股に掛けて。
ネイティブ並びにMaxFactory作品の造形で、特に評価したいのがこの腹のなだらかな凹凸。ここまでセクシーな腹のラインを作ってくれるメーカーはなかなかありません。あばらと下腹部に掛けて形成される縦長の楕円と、中心を通ってヘソに至る縦線のくぼみ。どちらもお見事。
思わず撫で回したくなります。
横に強く引っ張られ、縦の面積が著しく減少したパンツは、深く切れ込んだVラインを禁断のゾーンギリギリまで解放し、思わず目が引き付けられてしまいます。
邪な想像を加速させるかのように煽動する横縞が配された布の最低部には、燃え上がる性欲の火に油を注ぐかのように、迎え入れんとする扉の形状をハッキリと象り、容赦なく誘い込もうとしています。
もしも誘惑に踊らされ劣情に負け、扉をこじ開けようと向かってきたならば、いつでもそこを固く閉ざすことが出来るかのような、むっちりとした太股がまた悩ましい弾力を持ち合わせていて、オーバーニーソックスの締め付けによってその弾力性を魅せつけてきています。


ネイティヴ 少女S 06

ネイティヴ 少女S 07

もう説明する言葉はありません。
見て、感じてください。


ネイティヴ 少女S 08

さらけ出した胸に、恥じらいの乙女心などとうに置き去ったかのような印象を受けつつも、かろうじて身に纏っている服は、セーラー服そのもの。
この強い記号を有するアイテムによって背徳感が引き立てられ、禁断の状況にあることを想起させます。


ネイティヴ 少女S 09

左肩をするりと落ちたセーラー服の中には健康的な肩甲骨があり、少女のうら若き肉体に、大人の女性に成長していることを感じさせるセクシーさを加えています。


ネイティヴ 少女S 10

ネイティヴ 少女S 11

ヒップの形状は控えめで、まだまだ幼さを充分に残しています。
それでいてこの大胆な行為。このギャップが見る者の劣情をさらに掻き立てます。


ネイティヴ 少女S 13

ネイティヴ 少女S 14

指先の形状は美しく、爪には塗装が施されています。それぞれの指に表情があるのがとても良いですね。


ネイティヴ 少女S 15

ネイティヴ 少女S 16

ネイティヴ 少女S 17

右足の爪先が見せる表情は、まさに誘惑の手招きならぬ足招き。
その足で今すぐにでも、男の劣情を弄び始めるかのような妖しさを放っています。


ネイティヴ 少女S 12

そして、作品性を引き立てる付属パーツ。
イチゴの入った器に、練乳。それぞれが小さいながらも見事なリアリティで作られています。
学校でよく見かけるタイプの椅子が、シチュエーションの骨格を形成し、その舞台が学校であることを意識付けさせます。


ネイティヴ 少女S 19

足元から見上げるように。
――少女の身体でありながら、その姿は女王様と呼ぶに相応しい風格を漂わせます。
言わせてください。
「貴女の犬になります。だからどうか、その口のイチゴを口移しでこの豚野郎にお与えくださいッ!」


否が応にも妄想を掻き立てられる、いろいろエロくてヤヴァくて素晴らしいフィギュアでした。
ネイティブおそるべし。そして感動をありがとう。
読んで字のごとく、押えきれずに感じて動いてしまいました。何とは敢えて言いませんが。
これからの作品にも期待させていただきます。

改めて、ネイティブの作品は完全受注生産となりますので、受注期間を逃すと入手は不可能です。この作品を見て、欲求が盛り上がってきたのなら、受注期間を逃さないようネイティブのページを逐一チェックするようにしましょう。
これからも、多くのエロティシズムを送り届けてくれますように。