「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットを描いている人、と表現するのが一番イメージできる人が多いのではないでしょうか。
中村佑介氏の初となる画集「Blue」の購入レビューです。

中村佑介画集の表紙

実は、中村佑介氏の画集は2年くらい前から「もう出ているだろう」と勝手に予測して、思い付いては書店の検索システムに中村佑介氏の名前を入れて、別人の本がずらりと並ぶといった状況を何度も繰り返していたのですが、このたびTwitterを見ていて、フォローさせていただいているイラストレーターや漫画家の方達がこの画集を買ったとつぶやいているのを見掛け、ついに発売されたんだと意気揚々と購入に向かいました。

実は、発売から既に一ヶ月経っていたんですね。全然気がつきませんでした。2年も前から期待していたのに、この時まで発売されたことに気付かなかったこの鈍感さは何でしょうか。ファンとして情けないです。

そもそも、ジャケット絵のためだけにアジカンのCDを買おうと何度も手が伸びましたが、結局今までにひとつも購入していない時点で、ファン失格と言われても返す言葉がありませんけれども。
しかも、アジカンのボーカル・後藤正文氏は出身地が隣町だったりする縁もあるというのに。なんということでしょう。

そんな本人をして理由が定かではないすれ違い状況は置いておくことにして、画集のレビューです。

横顔好きのワタクシには、やっぱり最高峰の一角であることを再認識させられました。
そして、セーラー服の少女という記号を、これだけシンプルな色の構成で、瑞々しくも心を抉るように深く表現する技量と感性に、改めて興奮を覚えることとなりました。
ページを繰るたび、炭酸飲料の泡がパチパチと弾けるような感覚を抱くことになり、のどごしは凄く爽やかなのに、けれどもその余韻は腹にズッシリと来ます。飲み過ぎると腹を壊しちゃいそうですね。
多分、ワタクシの脳では氏のメッセージを受け入れるだけのキャパがないからでしょう。刺激が強すぎたようです。

ワタクシには受け止めきれないほど内容の詰まった画集で、満足という境界を超越していました。表現できません。


と、遅ればせながらの購入となりましたが、そのおかげか良い巡り合わせに恵まれたようです。

中村佑介画集のサイン

労せずしてサイン入りの本を購入することが出来ました。
2年前から期待していたのが報われたりしたのかも。