アニメなどの創作物の舞台となった地域を探訪し、写真を撮影し、人によっては自分のブログに掲載して、自己満足の世界に浸るイベントとして、最近では広く知られることとなった「聖地巡礼」を、唐突にやってみることにしました。
まあ、前回のエントリーで告知したとおりですが。
対象となるネタは「化物語」第2話です。

とはいえ、そのロケーションは有名すぎるし、今回取り扱うアニメを制作している「シャフト」は、既に何度もこのあたりのロケーションを使用しているし、対象となるものは背景美術じゃなくて写真だし、と、わざわざ行う価値が希薄なのですが、どのみち近所なのでこの機会にサクッと行って、気分だけは“やってやったぞ”感に浸ろうと、自転車でふらりと旅立ってきました。

住居を出てから戻るまで、約30分の聖地巡礼です。お手軽最高。

お手軽がテーマなので、画角を合わせたり、トリミングしたりといった手は掛けていません。なんとなく、それっぽい、程度で許してください。
まずは、今回だけっぽいオープニングからの比較写真から。

「化物語」第2話01

「化物語」第2話_4
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当然のように井荻駅。
西武新宿線の駅は、どこも似ている構造ですので確証まではもてませんが、これだけ符合していて、わざわざ遠出して撮影する必要もないでしょうから、ここで間違いないでしょう。
ちなみにこれは線路より南ではなくて北です。そこだけは他の写真と違います。


「化物語」第2話02

このカットだと背景が解りにくくて判別が難しいので、本編から同じ写真を使ったと思われるシーンを並べます。

「化物語」第2話05

はい。そしてこちらが当地と思われる場所。

「化物語」第2話_3
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井荻駅の南側で最初の交差点。こちらも、きっちりと符合しているので間違いないでしょう。比較対象が写真なので、判別も簡単です。


「化物語」第2話03

これは、今の場所から横断歩道を半分渡った辺りからの写真で確定。

「化物語」第2話_2
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作品内はもっと望遠側で撮っているんでしょうが、場所を確認しやすいよう広角側で撮影しました。


「化物語」第2話04

こちらは、井荻駅にぶつかる手前まで行けばOK。

「化物語」第2話_5
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こちらも、周辺が確認できるよう広角側で、少し方向も変更して撮影しています。このすぐ右手に井荻駅南口があります。
撮影時期も最近なのでしょう。ガードレールに取り付けられた垂れ幕も同じです。
タイミング良く、杉並区公式ゆるキャラの「なみすけ」が描かれた広報車が停まっていたので、ついでにフレームインさせてみました。


他の写真は、特定が難しそうだったり(記憶にない場所だった、程度ですが)、近くではなさそうな感じがしたので割愛します。
お手軽レベルですから。腰を据えてまではやりません。網羅を期待してたらすいません。

でも、おまけを付けます。

「化物語」第2話_1

交差店から井荻駅方面を見たところ。
この写真で、ある程度のロケーションをつかんでもらえると思います。
今回取り上げた場所は、ほぼこの写真に納まる範囲です。
この写真で左に見えるマックの前辺りから見渡すと確認しやすいです。

あと、この付近で個人的にお気に入りの看板。

「化物語」第2話_6

このマッドサイエンティストっぽいテイストが、ねぇ。

あと、そこから徒歩5分圏内にあるのが、その制作会社。

「化物語」第2話_7
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左奥に見える「PONTE IOGI」と掛かれたゲートが商店街の入り口で、井荻駅前になります。これで位置関係と、シャフトとしてもこの背景美術がどれだけお手軽ロケだったのか解るんじゃないでしょうか。
地元民としては、こんなお手軽さは大いに結構なことです。
最終的には作品を壊すようなことになっていなければ、ですけどね。


作品自体の感想ですが、今回だけっぽいオープニングについて、濃ゆいネタソングばっかり歌っている印象のある千和さんが、まっとうな歌を歌っているのが新鮮で良かったです。普通に歌って、普通にいいじゃんと思いました。なかなか芸風が広くていいじゃないですか。シャフトが重宝しているのも理解できますね。

ビジュアル面は、このエントリーで取り上げている写真を代表として、実写をふんだんに取り入れたのは大きく賛否が分かれるところでしょうし、特に人物まで実写、しかも動画を使ったのは違和感を抱かせるところですので、さすがにちょっと受け入れ難いところはありましたね。
個人的にはそんな演出も面白いなと思える範囲だと感じましたので、否定はしません。原作をチェックしていないから先入観を持っていないのも理由としてあるでしょうが。

ヒロインはちょっと肌の露出を安売りしすぎている気もしましたが、あれも伏線程度に考えたほうがいいんでしょうか。西尾作品は、いろんなベクトルを盛り込んでくるだろうから、単なる安売りにはならなそうですからね。
原作を知らないことをいいことにして、斜めの視点で見ることはせず、素直に楽しんでいこうと思います。
それが、シャフト作品の受け入れ方として適当でしょう。
相手が斜めにやってくるので、こっちも斜めだと入射角が合わないととんでもないことになりますからね。


あと、こちらはロケのついで。

サンライズ、上井草ガンダム像垂れ幕
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もう少し西に行って、サンライズ前。
上井草商店街は、駅前にあるガンダムオブジェをシルエット化した垂れ幕を掲げていました。話題沸騰のお台場ガンダムに対抗心をひっそりと覗かせているような雰囲気です。


以上、お手軽聖地巡礼ロケでした。

※追記(09/07/20)
「化物語」「聖地」「巡礼」「井荻」あたりのキーワードでこのページにたどり着く人が増えているので、たぶんタイミングを考えると第3話の公園に興味があるんだろうと思うんですけど、残念ながらあのような公園は井荻の近く、さらには半径10km圏内にも無いかと思います。そのくらいの範囲は自転車や徒歩で回った経験があるので、新しく作られていない限りはモデルとなった場所は無いと思われます。シャフトは写真を使用するときはほぼ近辺のロケーションを使いますが、背景美術(絵)に関してはモデルが存在しないオリジナルの場合がほとんどなので、そういうことだと思います。
もし実在したらごめんなさい。
原作者の西尾維新氏は京都出身のはずなので、実は京都に実在モデルがあるのかもしれませんよ。可能性は低いかもしれませんが、最近「けいおん!」で大活躍した京都在住の方々の行動力に期待したいところです。まあ、相手はシャフトですからあんまり本気にならない方がいいとは思いますけれども。
それと、これを見た上で当地(井荻駅近辺)へ訪れたいという人がいないとも限らないので、訪れる指標にしやすいようGoogleマップで座標を合わせたストリートビューのアドレスを追加しておきました。「ストリートビューへ」をクリックすれば見れます。